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風情ある大人の紅葉狩り!「蘆花恒春園」の紅葉が見頃をむかえる

otoホリデーノート運営

こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、いよいよ紅葉の見頃をむかえた「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」をご紹介します。

蘆花恒春園があるのは世田谷区です。京王線「芦花公園」または「八幡山」より徒歩15分ほどの場所にあります。

徳冨蘆花(とくとみろか)旧宅と紅葉の風景が美しい

徳冨蘆花は明治・大正時代を代表する文豪のひとりです。代表作は『不如帰(ほととぎす)』。本人は「ふじょき」とも呼んでいたそうです。

徳冨蘆花と愛子夫人が後半生を過ごした家と庭、そして二人が眠る墓地がある旧邸地部分とその周辺一帯が公園となっています。

園内は大きく「恒春園地区」と「開放公園区域」と分かれており、恒春園地区もとくに入園料など必要ありません。9時〜16時30分までのあいだは自由に見学ができ、徳冨蘆花旧宅と紅葉の美しい風景を楽しむことができます。

秋水書院
秋水書院

上の写真は「秋水書院」です。蘆花が烏山にあった古屋を買い取り移築し、建て直したもので、通称「奥書院」と呼ばれています。

秋水書院
秋水書院

秋水書院の周辺はとくに紅葉が美しく、少し場所を変えるだけで雰囲気の違う紅葉を写真におさめることができるので、ぜひ場所を変えながら写真を撮影してみてくださいね。

梅花書屋
梅花書屋

「梅花書屋」のあたりはまだ青もみじです。そして右側に見切れているのが「母屋」。中は撮影禁止ですが、自由に入ることができます。靴をぬいで畳の部屋に上がることができるので、入ってみるのもおすすめです。

母屋と梅花書屋、先に紹介した秋水書院の3つの建物が廊下でつながっています。

 竹林
竹林

小規模ですが立派な竹が生いしげる竹林があります。この竹林は蘆花が植えたもの。となりは雑木林となっており、こちらにも紅葉した葉っぱが見られます。

秋水書院のあたりにも竹が生い茂っています。竹林越しに眺める旧宅、そして紅葉が情緒いっぱいですね。

徳冨蘆花と愛子夫人が眠るお墓もあります。

蘆花恒春園の紅葉は2023年12月3日現在、赤、黄、青のグラデーションを楽しむことができます。もう少し日が進めばより赤く染まる紅葉が楽しめるのではないでしょうか。

蘆花恒春園「花の丘」にも立ち寄って

蘆花恒春園の見どころのひとつが「花の丘」です。春には桜、初夏にはあじさい、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスが咲きます。

冬の時期は木々がやや寂しい感じですが、12月に入ってからも花壇には花が咲いており、都心ではなかなか珍しい丸いガスタンクと花の写真が撮影できることでも注目を集めています。

紅葉とガスタンクの写真も撮影できます。

COFFEE AND BAKED LOCASAでモーニングはいかが?

蘆花恒春園で風流な紅葉狩りを楽しむ前に、ぜひ立ち寄りたいのが「COFFEE AND BAKED LOCASA」です。

蘆花恒春園「花の丘」エリアのすぐ近くにあるワンちゃんOKのカフェで、お店はアメリカンな雰囲気。朝8時からオープンしており、11時まではモーニングセットをいただくことができます。

筆者がいただいたのは「イングリッシュブレックファースト(1,200円)」。ベーコンエッグトーストにソーセージ、ハッシュドポテト、サラダがついていました。ドリンクもついています。

コーヒーが提供されたカップはお店のオリジナルで、持ち手のところには「LOCASA」と書かれていす。ちなみに可愛らしい花が活けられている一輪挿しもオリジナル。

ドリンクやスイーツなどテイクアウトできるメニューもあり、テイクアウトで訪れるお客さんも朝からちらほら。寒い季節はあたたかいドリンクをいただきながらの公園散歩もほっこりしますね。

蘆花恒春園
住所:東京都世田谷区粕谷1丁目
電話番号:03-3302-5016(蘆花恒春園サービスセンター)
徳冨蘆花旧宅の開園時間:9:00~16:30
公式サイト(外部リンク)

COFFEE AND BAKED LOCASA
住所:東京都世田谷区粕谷1-6-27
営業時間:8:00-18:00
定休日:木曜日
公式インスタグラム(外部リンク)

ホリデーノート運営

WEBメディア「ホリデーノート」を運営。電子書籍『わたしをご機嫌にする休日』出版(Kindle Unlimitedの会員なら0円で読めます)。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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