約650本の梅がある「羽根木公園」で開花すすむ！しだれ梅、飛梅、八重野梅など咲く
こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、約650本もの梅の木が植栽されている「羽根木公園」をご紹介します。
羽根木公園があるのは、東京都世田谷区。小田急線「梅ヶ丘駅」または京王井の頭線「東松原駅」から歩いていくことができます。
この記事の写真は2024年1月21日の雨上がりに撮影したものです。
「羽根木公園」は東京23区内随一の梅の名所
閑静な住宅街に広がる「羽根木公園」。園内には梅林があり、植栽されている梅の木は、紅梅約270本、白梅約380本の約650本と、東京23区内随一！品種はなんと60種類ほどで、12月中旬〜3月上旬ごろまで、時期をずらしながら咲く梅を楽しむことができます。2月10日〜3月3日には「せたがや梅まつり」も開催。期間中は催しものや模擬店もあります。
世田谷区の公式サイト（外部リンク）では、羽根木公園の梅林の開花状況を公開しています。1月17日時点で、白梅73本、紅梅69本の、計142本が開花しているようです。一週間ごとに状況を公開しているので、要チェックです！
筆者が訪れた1月21日も142本ぐらいだとすると、全体の約22％が開花していることになりますが、体感的にはもっと開花しているように感じました。
これで22％なら、見頃を迎える頃にはどんな景色が見られるのだろうと期待が高まります。
梅林は小高い丘になっており、梅林の間を縫うようにして散策路が整備されています。間近で美しい梅の木を見られるのは嬉しい限りです。
梅の木には品種が書かれた名札がぶら下がっていますが、八重野梅（やえやばい）はたくさん咲いていました。早咲きの梅だそうです。
太宰府天満宮より寄贈された、飛梅（紅）。とても濃いピンク色をしています。
淡路しだれ。しだれ梅はつい見入ってしまいます。まだ満開という様子ではなく、これからどんどん花が開いていきそうです。
第15回のせたがや梅まつりを記念して、梅の研究家の増井義昭氏から寄贈された「中国野梅」。
区制70周年を記念して植樹された「藤牡丹」も咲いています。
天気がよく空気が澄んだ日には、梅林から富士山を眺めることができるようです。筆者が訪れた時にはあいにく富士山は見せませんでしたが、梅林越しの富士山はきっと絵画のような美しさでしょう。
梅林内には趣のある和室「星辰堂」があり、白梅とのコラボレーションが美しいです。
「羽根木公園」の梅林へ行くなら「梅ヶ丘駅」から
羽根木公園へは、小田急線「梅ヶ丘駅」または京王井の頭線「東松原駅」から歩いて行くことができますが、梅林の最寄りは小田急線「梅ヶ丘駅」になり、駅から3分ほどで梅林に到着します。と言っても「東松原駅」からも10分ほどです。
羽根木公園
住所：東京都世田谷区代田4-38-52号
電話番号：03-5431-1822（羽根木公園有料施設窓口）
世田谷梅まつり
期間：2024年2月10日（土）〜3月3日（日）
時間：10：00〜16:00
お問い合わせ：03-5478-8028（世田谷区役所 北沢総合支所地域振興課）
