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紅梅も咲き華やかな「上野東照宮ぼたん苑 冬ぼたん」レビュー

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、日本の風情をたっぷり味わえる「上野東照宮ぼたん苑」をご紹介します。

前回の記事では、雪景色に包まれた「上野東照宮ぼたん苑」の様子をお伝えしていますので、時間がありましたら、合わせてご覧いただけましたら幸いです。

「上野東照宮ぼたん苑 冬ぼたん」は2024年2月25日まで

上野東照宮ぼたん苑の入口
上野東照宮ぼたん苑の入口

上野東照宮ぼたん苑では、毎年、春と冬に牡丹を楽しむことができます。2024年の冬ぼたんが見られるのは1月1日〜2月25日まで。会期中は休まずに開苑しています。

券売機が1台のため、入苑の際は少し混んでいる感じがしますが、苑内に入ると、入苑時ほどの混雑は感じません。

この記事の写真は2月7日に撮影したものですが、2月に入ってからの「上野東照宮ぼたん苑」では、白梅や紅梅、ロウバイも楽しめ、より一層華やかです。

上野東照宮ぼたん苑では40品種160株の冬ぼたんが咲いており、これは関東最大規模です。牡丹が咲く道をくねくねと進んでいくわけですが、「これでもう終わりかな?」と思ってからもさらに続き、見応えたっぷり。

春ぼたんにはない、冬ぼたんの魅力は、霜よけのための”わらぼっち”。ゆきんこみたいで可愛らしいですよね。

五重塔を借景にした「上野東照宮ぼたん苑」が風情たっぷり

上野東照宮ぼたん苑では、五重塔を借景にした風情たっぷりの風景を楽しむことができます。上の写真は、出口間近で撮影したもの。枯山水の日本庭園も広がり、まるで絵ハガキのような景色が広がります。

苑内のさまざまな場所で、五重塔と冬ぼたんの美しい写真を撮影することができます。

牡丹の魅力は、なんと言っても大きな花!だいたい10cm〜20cmの花を咲かせます。”百花の王”と称されており、貴婦人のような風格ある佇まいです。

「上野東照宮ぼたん苑」の風情あるデコレーション

上野東照宮ぼたん苑では、所々で風情あるデコレーションが施されており、見つけるたびに「可愛い!」と心が躍ります。

艶やかな牡丹と、早春を感じさせる白梅、紅梅のデコレーションも風情があります。

竹筒に生けられている牡丹もあります。

雪の日限定!?雪で作られたうさぎが登場していました。遊び心がありますね。

「上野東照宮ぼたん苑 冬ぼたん」入園料は1,000円

上野東照宮ぼたん苑の出口
上野東照宮ぼたん苑の出口

「上野東照宮ぼたん苑 冬ぼたん」の入園料は1,000円です。「見てみたいけど…」と悩むかもしれませんが、冬ぼたんを楽しめるだけでなく、五重塔を借景にした風情のある景色や、凝ったデコレーション、紅梅、白梅と、思っていた以上に見応えたっぷりで、1,000円はけっして高いわけではないのかなと感じました。どこも切り取っても絵になり、写真を撮る手が止まりませんでしたよ。

「そろそろ出ようかな」と出口につくと”再入苑はできません”との文字が…。なんだか急に名残惜しさに襲われ、もう少し牡丹を楽しむことにしたのでした。

上野東照宮ぼたん苑 冬ぼたん

住所:東京都台東区上野公園9-88

電話番号:03-3822-3575

アクセス:JR「上野駅」公園口より徒歩5分/東京メトロ千代田線「根津駅」より徒歩10分

会期:2024年1月1日(月)〜2月25日(日)

開苑期間:午前9時30分~午後4時30分(入苑締切)

入園料:大人(中学生以上)1,000円/団体 (15名以上)800円/小学生以下無料

公式サイト(外部リンク)

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