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東京で菜の花越しの桜が楽しめる穴場!蘆花恒春園はチューリップも見頃

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こんにちは、「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、ようやく桜が見頃を迎えた「蘆花恒春園(ろかこうしゅんえん)」の様子をご紹介します。

蘆花恒春園は、京王線「芦花公園」または「八幡山」より徒歩15分ほどの場所にあります。

蘆花恒春園の”高遠小彼岸桜(たかとおこひがんざくら)”が見頃を迎える

蘆花恒春園の”高遠小彼岸桜”
蘆花恒春園の”高遠小彼岸桜”

東京では桜の開花が遅い2024年。世田谷区にある「蘆花恒春園」では、高遠小彼岸桜がようやく見頃を迎えました(この記事の写真は、2024年3月31日に撮影したもの)。

高遠小彼岸桜は、長野県伊那市高遠町よりいただいたもので、15本寄贈されました。長野県高遠町にある「高遠城址公園」は、全国的にも有名な桜の名所です。

黄色い菜の花越しにピンク色の桜が咲く風景が楽しめ、あまりに牧歌的な風景に、ここが世田谷区であることを忘れてしまいそうです。レモンイエローをした菜の花は、芦花小学校の児童が、10月に種を蒔いたもの。

ところで、桜の奥にそびえる白い塔は、千歳清掃工場の煙突です。煙突の高さは130m。

蘆花恒春園では、菜の花越しの桜だけでなく、カラフルなチューリップ越しの桜も楽しめます。チューリップは、芦花小学校の2年生が、11月11日に球根を植えたチューリップとのこと。

さまざまな花がさく花壇越しの桜も!蘆花恒春園はまさに春らんまんという様子で、天気のいい日曜日、桜の下ではレジャーシートを敷いてお花見を楽しむ人の姿が多く見られました。

蘆花恒春園と言えば、忘れちゃいけないのが、丸いガスタンク!菜の花越しのガスタンクは密かな映えスポットです。

蘆花恒春園の源平枝垂
蘆花恒春園の源平枝垂

源平枝垂も、いろいろな場所に点在して咲いていました。打ち上げ花火のように華やかですね。

2024年4月7日の11時から「高遠コヒガン桜まつり」を開催。模擬店の出店もあります。

菜の花や桜が咲くのは蘆花恒春園「花の丘」

蘆花恒春園にはドッグランや草地広場、アスレチック広場、児童公園、徳冨蘆花旧宅などがありますが、菜の花や桜が咲いているのは「花の丘」です。

そこまで規模は大きくありませんが、「NPO法人 芦花公園花の丘友の会」の皆さんが手入れしてくださっている7つの花壇で構成されており、どの季節に訪れても花が咲いています。

「徳冨蘆花(とくとみろか)旧宅」も合わせて訪れてみて

蘆花恒春園を訪れたら、ぜひ合わせて足を運びたいのが園内にある「徳冨蘆花旧宅」です。小京都を思わせる竹林もあり、お花見客で賑やかな「花の丘」とは対照的に、静かな時間を過ごすことができます。

徳冨蘆花は明治・大正時代を代表する文豪のひとり。徳冨蘆花と愛子夫人が後半生を過ごした家と庭があり、9時〜16時30分までのあいだは自由に見学ができます。近くには二人が眠る墓地もあります。

蘆花恒春園
住所:東京都世田谷区粕谷1丁目
電話番号:03-3302-5016(蘆花恒春園サービスセンター)
公式サイト(外部リンク)

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