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【大阪府豊中市】1個220円(税抜き)!伝統のピロシキが楽しめる ベビーカーでも入りやすいベーカリー

小澤まみライター(豊中市)

ロシアの総菜パン、ピロシキ。『モンパルナス』のピロシキはゆで卵、玉ねぎ、牛ミンチが入っていて、ピリッと刺激になる塩コショウがアクセント。CM「パルナス、パルナス、モスクワの味♪」で有名な『パルナス製菓』のピロシキが食べられるのは、『モンパルナス』だけです!

お店の様子

阪急宝塚線「庄内駅」の西口改札から徒歩2分。茶色のマンションの1階にあるのが、ピロシキで有名なパン屋『モンパルナス』です。グレーを基調とした、ひと際目を引く外観が目印。

ワクワクしながらドアを開けると、店内はまるでパリのようにおしゃれ!

▲『パルナス』のキャラクター「パルちゃん」
▲『パルナス』のキャラクター「パルちゃん」

内装を手掛けたのは、社長の古角武司さんの息子でインテリアデザイナーの尚也さん。ロシアの絵本のキャラクター「パルちゃん」が、フランスを旅したら、とイメージしたそうです。レジにはモスクワ風の壁紙が貼ってあり、パリとモスクワ、両方の気分が味わえます。

広々としている店内。まだ小さな子どもがいる私は、ベビーカーでそのまま入れるのが嬉しかったです。パン屋って子連れにはなかなかハードルが高いと思っていましたが、こんなにゆっくりパンを見て選べるなんて…!そうそう、私はパンも好きだけど、パンを選ぶ時間も好きだったんだと思い出せました。

▲トイレもおしゃれ!ぜひのぞいてみてください。
▲トイレもおしゃれ!ぜひのぞいてみてください。

『パルナス製菓』と『モンパルナス』の関係

▲『パルナス』ファンの方がつくってくれたジオラマ
▲『パルナス』ファンの方がつくってくれたジオラマ

CM「パルナス、パルナス、モスクワの味♪」で有名な、ロシアのお菓子を販売する洋菓子店『パルナス製菓』。武司さんのお父さんのお兄さんである松夫さんが、1947年に神戸で創業しました。松夫さんが旧ソ連を訪れ、何度もお願いして現地の職人から作り方を教わったピロシキ。2002年に事業清算し、解散してしまいましたが、松夫さんの弟で、武司さんのお父さんが独立開業した『モンパルナス』で今も食べることができます。

おすすめパン

ピロシキ

小麦粉を練った生地の中に、肉や卵などの具材を入れて揚げたロシアの総菜パン。『モンパルナス』のピロシキ(税抜き220円)は、ゆで卵、玉ねぎ、牛ミンチが入っています。ピリッと刺激になる塩コショウがアクセント。モチモチの皮は食べ応えがあり、ボリューム満点。冷凍保存がきくので、何個も買って帰る方も。俵の形をしたカレー風味(税抜き220円)もあります。

▲左が高菜サラダパン、右がピロシキ
▲左が高菜サラダパン、右がピロシキ

高菜サラダパン

高菜とパンって、こんなに合うんだ!と感動した高菜サラダパン(税抜き170円)も人気商品です。他にもレッドホット、カレー風味(各税抜き170円)、柚子胡椒風味(税抜き180円)があるので、味比べをしてみては。

▲ボルシチランチ(税込み850円~)。2021年で閉店したロシア料理『ツンドラ』のボルシチが食べられます。
▲ボルシチランチ(税込み850円~)。2021年で閉店したロシア料理『ツンドラ』のボルシチが食べられます。

カウンターとテーブル席があるイートインスペースでは、買ったパンやランチを食べることができます。もともと『モンパルナス』は阪神電車「尼崎駅」にありましたが、2021年5月に今の場所に移転しました。庄内のお店でも尼崎店で使用していたテーブル、イス、ボックス席、照明が優しく迎えてくれています。

詳細情報

店名:モンパルナス
住所:豊中市庄内西町2丁目15-8 グランツ豊中1F
電話番号:06-6151-4915
営業時間:月曜日~土曜日8時~19時/日曜日・祝日8時半~18時
定休日:水曜日
アクセス:阪急宝塚線「庄内駅」の西口改札から徒歩2分
HP:http://www.pirosiki.com/
※テイクアウト8%、イートイン10%の外税がかかります。

ライター(豊中市)

読み手よし、書き手よし、世間よしの「三方よし」のライターを目指しています。読んでくれた方の「行ってみたい」「食べてみたい」という好奇心を掻き立てられますように。

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