こんにちは、現役板前のぱぷちゃんです！

皆さん、「サーモン」はお好きですか？（自分は炙りマヨサーモンが特に大好きです）しかし、こんな噂を聞いた事はありませんか？

このサーモンが無い！「高級寿司屋」とは一体なにを指してるのか？個人的には「昔からのお寿司屋さん」だと思います。

そして、なぜ「昔からのお寿司屋さん」にはサーモンが無いのか？理由は主に２つあります。

今回の目次

1. 昔はサーモンが獲れなかった
2. 江戸時代に「冷凍技術」がなかった

１．昔はサーモンが獲れなかった

まず、お寿司と言ったら、『江戸前寿司』しかし、江戸時代にサーモンは食べられていませんでした。何を隠そう、東京湾ではサーモンは獲れません。そして、昔は国内で流通しているサーモンのほぼ100％が輸入品でした。

※現在は、国内の「養殖サーモン」が増えてきてます！

「昔からの伝統を大事にしている」や「新鮮な刺身」を売りにしている『江戸前寿司』では、この輸入物を使うのは、好ましくありませんでした。

２．江戸時代に「冷凍技術」がなかった

２つ目の理由は昔は「冷凍技術」がなく、アニサキスを恐れていたから。

この厄介な『アニサキス』ですが、死滅させるには２つの方法があります。

しかし、江戸前寿司が誕生した頃には「冷凍技術」などなく、生で食することが出来なかったので寿司ネタにならなかったと言われています。

イカにも「アニサキス」いる！って思う方も居るかと思いますが、イカは、さばいている時にアニサキスを目視しやすく、取り除きやすいです。

これらの理由を受け継ぐ寿司職人（昔からのお寿司屋）が現代にも居る（ある）為、提供しないお店が存在すると思います。

※但し、提供しない詳しい理由は【お店ごとに異なる】ので本記事は参考程度にお読み下さい！