2021年10月10日(日)、堀崎中央公園にある非営利団体の「NPO法人さいたまユースサポートネット」の建物は、「堀崎プロジェクト」の拠点地として新たに生まれ変わりました。

リニューアルオープンに先駆けて、9月下旬に施設内を取材させていただきました。

こちらは10月中旬にプレオープン予定のカフェ、「Commons Cafe(コモンズカフェ)」です。

店内には絵本がたくさん並んでいたり、手洗いスペースが目立つところに設置されていたりと、お子さん連れでも入りやすい雰囲気です。

取材時はまだテーブルや椅子は仮の配置状態でしたが、スペースが広めで、カウンター席、テーブル席、ソファ席と、お好みに合わせて寛いで過ごすことができそうでした。

奥にはピアノが設置されるそうですよ。まだ未定ですが、｢フリーピアノ｣のようにお客さんが自由に弾けるようにしても良いかも？　との案もあるようです。実現したら面白そうですよね！

こちらはまだ仮のメニュー表(案)だそうですが、ドリンクメニューの他にも、カレーやプリンを提供する予定だそうです。

プリンは「ふわとろプリン」「さつまいものプリン」「ジンジャープリン」「白いコーヒープリン」など4種類、カレーは「10種類の野菜ジャム スイート＆スパイス ベジカレー」をベースに、お好みでトッピングを追加するシステムです。

「Commons Cafe」Instagram公式アカウントに、試作品のプリンの写真などが掲載されていますので、ご覧になってみてください。

ドリンクメニュー(案)も拝見させていただきましたが、バラエティ豊かなラインナップで、散歩や買い物の途中などに立ち寄るのが楽しみなお店になりそうですよ♪

また、テイクアウトやテラス席の設置も考えられているとのことでした。

さらに、ガレージでは無農薬の野菜や焼き芋の販売するというプランもあるそうです。

公園の外側からは目立たないところにある、人気の「隠れ家カフェ」的なお店ですが、カフェの中から見える夕暮れの景色はとても開放的で美しかったです。

お茶を飲みながら、時間や季節ごとに異なる風景が楽しめそうなところもまた魅力的ですね。

カフェの他にも、こちらの施設内には「アリーナ」や「スタジオ」といったスペースがあり、平日の午後は放課後の子ども達の居場所「あそぼっくすほりさき」として使用される他、今後は有料のワークショップや講座を開くためのスペースとして、地域の皆さんが集まる場として提供していくそうです。

広々として、卓球などの運動もできる「アリーナ」↓

ダンススクールなどに使用してもらうことを想定しているという「スタジオ」↓

お子さんを見守るスペースやオムツ替えができるスペースなどもあり、小さいお子さんがいらっしゃる方も安心して利用できそうです。

「NPO法人さいたまユースサポートネット」の使命は、貧困や虐待など、多くの社会的困難を抱えた子ども達を救うこと。

今回の建物のリニューアル化やカフェの開設は、｢地域の住民と一緒に、地域の社会的困難に向き合い解決していこう！｣という、地元企業や自治会長などもメンバーに名を連ね進められている「堀崎プロジェクト運営協議会」によるものです。

カフェや講座によって得た収益は、放課後支援で子どもに｢第三の居場所｣を提供するなど、社会から取り残された子どもをなくすための事業を運営する資金として使われるそうです。

青砥代表は、「とにかく多くの人に訪れて欲しいです。そして、いろいろな方に知恵をお借りしたい。地域の方々に地域づくりに参加して欲しいんです。」とおっしゃられていました。

朝はお年寄りがゲートボールなどを楽しみ、日中は子ども達が元気に走り回り、近隣の幼稚園の運動会が開かれたりもする、広々とした老若男女が集う公園に、新たな魅力溢れるスポットの誕生です！

【法人名】

法人名： NPO法人 さいたまユースサポートネット

住所：〒337-0052 さいたま市見沼区堀崎町１２−３９

電話番号：048-829-7561

※「Commons Cafe(コモンズカフェ)」につきましては、10月10日現在、Instagram公式アカウントにて10月14日プレオープン、10月20日グランドオープンと記載されています。

営業時間はプレオープン： 11時～15時 ( 月火お休み )

　　　　　グランドオープン： 10時～17時 ( 月火お休み )