苦味を感じるのはどっち?ピーマンを「縦に切る」or「横に切る」?
「ピーマン苦い!」
子どもたちの苦手な野菜のトップ3には毎年入ってくる代表選手「ピーマン」。
わが子たちも「この苦味が良いんだよね」と苦味に美味しさを感じるようになるまでは時間がかかりそうです。
わが家の子どもたちも「苦い苦い」言いながらピーマンを食べています。
しかし調理次第で「あれ?苦くない?」という料理方法があります。
それは切り方に秘密がありました!
縦に切る:苦味を感じにくい!
ピーマンの繊維は縦に走っています。
繊維を断ち切らないように縦に切ると苦味が感じにくいです。
ただ、噛む時に苦味を感じるので、油で炒めたり、力強い味わいの調味料を合わせると食べやすいですよ。
今回はナポリタンパスタを作りました。
にんじん、玉ねぎ、ピーマン、厚切りベーコンを細く切り、オリーブオイルで炒めてケチャップとコンソメで味付け。
ゆでたパスタと混ぜて完成。
旨味の強いケチャップで味付けすることでとても食べやすいですよ。
オイルで炒めるのもピーマンの苦味を和らげてくれるので、ピーマンは彩りのためにラストに入れるのではなく、前半戦で入れると苦味を感じにくくなりますよ。
横に切る:苦味を感じやすい!
繊維を断ち切って横に切ると苦味が出ます。
しかし、30秒茹でると苦味は流出してほとんど感じないようになりますよ(その分水溶性の栄養分も出てしまいますが)。
お湯を切り、旨味の強い食材と合わせるとほぼほぼ苦味を感じにくくなります。
今回はピーマン2個に対して塩昆布5g、鰹節2gを合わせておひたしを作りました。
さらにごま油を少したらすと風味も良くなりピーマン苦手な方も食べられるかも!
「子どもたちも苦くない〜」と言って食べていました。
汁気も出づらいので、お弁当のおかずにも重宝しますよ。
番外編:実は…ピーマンは丸ごとがオススメ!
結局包丁を入れてしまうと苦味が出やすいので、苦味を感じたくない場合は丸焼きが一番良いかも!
コンロに網を引き、ピーマンを丸ごと炙ります。
醤油とおろし生姜、鰹節をぶっかけていただくのが好きです。
この食べ方はおつまみ的で、ピーマン3〜4個いけちゃうんですよね。
…おっと!これは子どもにはハードルが高いので、大人になってからのお楽しみ…ということで。
まとめ
ピーマンは縦に切るか横に切るかで苦味の感じ方は変わります。
縦に切ると苦味が感じにくい。
横に切ると苦味を感じやすい。
お好みでお試しくださいね。
知っておきたい野菜の豆知識
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