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ハズレの「いちじく」を買わない選び方。たった3つのコツを元スーパーの店員が解説!

ぱるとよ料理研究家

夏から秋になるとスーパーの店頭では並ぶものがガラッと変わります。

桃が控えめになり、梨やぶどうが主役になってきます。

そして9月に入るとスーパーの売り場では、いちじくが正面に出てきますよね!

皆さんはいちじくは、お好きですか?

好き嫌い分かれるいちじくですが、私は大好き!

いちじくは日持ちがしなくて傷みやすいので、なるべく鮮度の良いものを買いたいですよね。

そこで元スーパーの店員だった「ぱるとよ」が、鮮度良く、ハズレのないいちじくを選ぶ方を3つご紹介します。

アタリのいちじく1:ふっくら丸みのある

いちじくはぷっくりと丸みのあるいちじくを選ぶと味がのっていることが多いです。

古くなると水分が抜けてシワになります。

またシュッとスリムなイチジクより、太っているいちじくの方が

味が濃い傾向にあるので、オススメです。

ちなみに愛知県民は先端が割れているいちじくを好む人が多いみたいです。私もですが。

いちじくは先端が割れているものを選ぶと完熟で甘みが強いです。

しかし、この先端が割れているものを好むのは愛知県民だけですって。

例えば、福岡県もいちじくの栽培地ですが、九州の方は割れているいちじくを好む方が少ないそうです。

同じいちじくでも土地柄によって変わるんですね。

アタリのいちじく2:ハリのあるいちじく。傷がついているものはNG

鮮度良いいちじくはパンっと実が張っています。

古くなるとシワがよったり、とろけていたりします。

とるける場所は割れ目のところからのことが多いです。

水分がついたまま放置しておくと写真のようにとろけやすいですので注意が必要です。

また、いちじくの割れ目の部分に水分がついているとカビることもあるので、買うときは割れ目のカビもチェックです!

アタリのいちじく3:ヘタの切り口がみずみずしい

いちじくは追熟しません。

ということは鮮度が大事なので、鮮度の良いものを買ってくる必要があります。

鮮度を見分ける方法として実のハリや色艶も見ますが、切り口を確認するのもオススメ!

新鮮なものは切り口もフレッシュです。

切り口がしっかり乾燥して変色しているものは古い可能性がありますよ。

まとめ

ハズレのないいちじくを選ぶポイント

・ふっくら丸みのある
・ハリのあるいちじく。傷がついているものはNG
・ヘタの切り口がみずみずしい

この3種類をチェックしたらハズレのないいちじくに出会えますよ。

ぜひチェックしてみてくださいね。

プロフィール

野菜ソムリエプロ歴15年、野菜・果物の携わり17年。

スーパーの青果主任を経験後、名古屋最大手の卸売市場に勤務!結婚・出産後は、野菜・果物に関わる講座・講演に登壇。

現在は、野菜・果物をより多くの方に知ってもらうために、ライターとして活動中。

ちなみにコストコマニアです。

知っておきたい果物の豆知識

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料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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