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実は傷みやすい!売れ残りの「冬瓜(とうがん)」を買わないための簡単なチェック方法とは?

ぱるとよ料理研究家

冬瓜って夏収穫して冬まで保つから「冬瓜」って名前がついたと言われていますが、それは丸ごとのままの状態での話。

カットした冬瓜は傷みやすいんです。そう、スーパーで売っているカット後の冬瓜も同じ!

せっかくなら鮮度の良い冬瓜を買いたいですよね!

そこでスーパーの青果売場で以前、働いていた「ぱるとよ」が、売れ残りの冬瓜を選ばない簡単なチェックポイントをご紹介します。

売れ残りの冬瓜って?

直売所やファーマーズマーケットなどでは丸ごと売られていることも多いですが、スーパーでは一般的に丸ごとの冬瓜ってあまり売りません。

ではどのようにスーパーで販売するのかというと、カットして販売します。

サイズ的には4等分、8等分で売りますが、その日に売れると思って切った冬瓜が売れ残ることもあります。

お店によっては閉店前に見切って売ることもありますが、翌日に持ち越して売ることも…!

その場合の見分け方のポイントを下記に紹介します。

チェックポイントは「断面の色味をチェック」

カットしてある冬瓜は断面をみて、

  • ツヤのあるもの
  • 切り口が白くてみずみずしいもの

を選んでくださいね。

カットしてから時間が経つと茶色く変色してきます。そして水分が抜けてシワッとしてきます。

ですので、カット仕立てかどうかは切り口を見るとわかりやすいです。

ただ、前日の残りを表面だけ切り直ししている場合もありますが…。

その場合は他のカットの冬瓜より若干小さくなっている可能性があるので、カットのサイズ感も見ると良いですね。

番外編:味の良い冬瓜の見分け方

種の周りのワタがしっかり詰まっているものを選ぶと良いです。

スカスカなものは避けた方が良いですね。

また、種がぷっくりしているものを選んでください。

丸のままの冬瓜は、皮に白い粉がついているものが完熟で味が良いと言われているので、丸ごと買う場合は、粉がふいているものを選ぶのが良いですね!

ただ、品種によって粉がふかないものもあります。粉が吹いてない冬瓜は傷のないもの、ツヤの良いものを目印に選ぶのをおすすめします。

まとめ

売れ残りの冬瓜を買わないためのチェック方法をご紹介しました。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

知っておきたい野菜の豆知識

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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