【2022年】この秋、絶対食べたい!おすすめの「ぶどう」5選!元スーパーの店員が紹介!
実りの秋になると、梨、栗、ぶどうなどなど、美味しいものが盛りだくさんですよね。
今回は、2022年の秋に食べてほしいおすすめの「ぶどう」を元スーパーの青果担当者「ぱるとよ」がランキング形式でご紹介します。
どれもおいしくて個性豊かな「ぶどう」ばかりです。最後にランキングの一覧表を掲載しています。
※ランキングは「ぱるとよ」の主観で選んでいます。ご了承ください。
5位:ナガノパープル
堂々の5位にランクインしたぶどうは「ナガノパープル」
【特徴】
皮:食べられる
種:無し
色:黒系
価格:1,000〜3,000円前後/房
長野県のオリジナルブランドで、長野県でしか生産されていないのも特徴的ですね。
黒系のぶどうで皮ごと食べられるのは、珍しく希少性も高い品種ですね。1房あたり1,000〜3,000円前後で販売されています。
ナガノパープルの見た目は、巨峰、ピオーネと間違えるほどの黒色で、形状も似ています。
果肉はしっかりとしており、果肉を半分にきると綺麗な薄黒い果肉が現れます。
甘いぶどうの風味が口の中いっぱいに広がり、しっかりした甘みが広がりました。舌触りもなめらかで、皮ごと食べているのに、渋み・雑味がなく食べやすいです。
4位:ルビーロマン
第4位にランクインしたのは超高級ぶどう「ルビーロマン」
【特徴】
皮:食べられない
種:あり、なしを選べる
色:赤系
価格:7,000〜30,000円前後/房
ナガノパープルと同じように生産地が限られています。ルビーロマンは石川県のみで栽培されている品種です。
ぶどうの中でも最高級品で、2022年の初セリでは1房150万円の高値をつけるほど!
他のぶどうに比べると価格は10倍ほど差があるものも!それだけ希少性が高く、おいしくて高級なぶどうなんですね。
ルビーロマンは基本的には「種無し」ではありますが、中には「種あり」も販売されています。お好みでチョイスできるのも嬉しいですね。
残念ながら皮は食べられませんが、”ぶどう”の皮独特の渋みはほとんどなく、皮ギリギリまで上品な味わいで美味しいです。
ワインのような芳醇な香りの中に爽やかな甘さがあります!巨峰のような歯触りで、”とろっと”とろけるぶどうです。
一度食べたら忘れられない味で、高級なのも納得する美味しさです。
3位:クイーンニーナ
第3位にランクインしたのは最近人気が出てきた「クイーンニーナ」
【特徴】
皮:お好みで!(皮は少し渋みあり)
種:無し
色:赤系
価格:2,000〜3,000円前後/房
クイーンニーナは2011年に登場した「大粒で食味良好」な赤色ブドウです。
種無し”ぶどう”で、種を取り出す煩わしさがなく、食べやすいです。ぶどうの皮は、食べることもできますが、若干渋みもあります。
皮を食べる、食べないはお好みでチョイスしてくださいね。ちなみに私は皮を剥いて食べるのが好きです。
まだまだ生産量も少なく希少性も高いぶどうです。価格は1房2,000〜3,000円前後で販売されていることが多いですよ。
皮を剥くとクイーンニーナの芳醇な香りが広がります。一粒頬張ると、シャキッとした果肉が心地よいです。
巨峰のような”とろっ”とした食感と、シャインマスカットのパリッとした食感の間ぐらいです。
酸味も少ないので、より甘さを強く感じられる”ぶどう”ですよ。
2位:巨峰(きょほう)
第2位にランクインしたは、ぶどうの代名詞「巨峰(きょほう)」
【特徴】
皮:食べられない
種:あり、なしを選べる
色:黒系
価格:300〜1,500円前後/房
ぶどうと言えば「巨峰」をイメージするほどメジャーな品種!価格も1房300円〜1,500円前後と手軽に購入できるのも魅力の一つ!
今流行りの皮ごと食べられるぶどうではありませんが、皮は剥きやすく食べやすいのが特徴です。
特に、桃やスイカのように当たりハズレが少なく安心して購入できるのも嬉しいポイント!数えきれないほど巨峰を食べてきましたが、不味いと思う巨峰に当たった記憶がないほど味は安定しています。
とろっとした果肉は、ジューシーで口の中で果汁が弾けるほど瑞々しいです。酸味はほとんどなく、しっかりと甘さを感じられます。
1位:シャインマスカット
2022年の第1位に輝いたのは「シャインマスカット」!
【特徴】
皮:食べられる
種:無し
色:緑系
価格:1,000〜3,000円前後/房
8月下旬から9月下旬にかけてスーパーの売り場を彩る「シャインマスカット」!年々、スーパーのシャインマスカットの売り場面積が増えていると思うほど、メジャーなぶどうになっていますよね。
緑系のぶどうで、パリッとした皮で種もなく、パクパクと食べられる手軽さも嬉しいポイント!
さらに、しっかりと甘さもあり糖度が高いのも特徴の一つです。巨峰と同じで味が安定していて贈答用としても安心して贈れますね。
まとめ
今回は2022年におすすめする「ぶどう」をランキング形式でご紹介しました。
各ぶどうの特徴を一覧表にまとめました。
どれも美味しいので、2022年の秋はぶどうを食べて楽しんでくださいね。
※ランキングは「ぱるとよ」の主観で選んでいます。ご了承ください。
知っておきたい果物の豆知識
上記リンク先は外部サイト(ぱるとよ)へ移動します。
プロフィール
野菜ソムリエプロ歴17年、野菜・果物の携わり19年。
スーパーの青果主任を経験後、名古屋最大手の卸売市場に勤務!結婚・出産後は、野菜・果物に関わる講座・講演に登壇。
現在は、野菜・果物をより多くの方に知ってもらうために、ライターとして活動中。
ちなみにコストコマニアです。