ハズレの「ぶどう」を買わない選び方。3つのコツを元スーパーの店員が解説！【シャインマスカット編】
販売期間が長く、お中元からお歳暮までお使い物にできるシャインマスカット。
巨峰よりもシャインマスカットの方が作りやすく、作付け面積も増えてきているそうで、毎年スーパーを賑わせています。
房も大きく見栄えもするし、皮ごと種無しなので、老若男女問わず人気のシャインマスカット。
よほどハズレはないとは思いますが、鮮度良いものを買って最後まで美味しく食べたいですよね！
そこで元スーパーの店員だった「ぱるとよ」がハズレのシャインマスカットを買わない3つのポイントをご紹介します。
選び方1：脱粒してないもの。
シャインマスカットの鮮度の見分けポイントは粒が軸から落ちていないもの。
古いシャインマスカットは粒が軸から落ちています。
脱粒（だつりゅう）していたら、収穫から時間が経ったと判断できるポイントです。
シャインマスカットは追熟しないので、収穫したてが美味しいです。
置いておいても甘くなるわけではなく、収穫してから時間が経ったものを買うメリットはないので、鮮度良いものを買いたいですね。
そして、脱粒していると軸がついていたところから酸化してしまうので、食べる部分が少なくなってしまう…というデメリットもあります。
選び方2：粒にハリのあるもの
鮮度良いシャインマスカットはパンパンに実が張っています。
シャインマスカットに限らずブドウが古くなってくるとハリがなくなります。
シャインマスカットはシャキッとした食感も美味しさの決め手なので、鮮度が良い方がシャキッとした食感を楽しめます。
また、古くなってくると実が痩せてきて皮との一体感を楽しめなくなるのも残念です。
ですので選ぶときはパツパツに実が張っているものを選んでくださいね。
選び方3：茎が茶色く変色していないもの。
鮮度の良いシャインマスカットは軸が緑色！
茶色く水分が抜けてくると古くなっているのがわかりますので、なるべく軸が緑色のものを選ぶと良いですね！
以上がスーパーでの選び方です。
ここからは直売所やぶどう農家さんの直売所での選び方をこっそりご紹介します。
実は、樹でしっかり完熟したシャインマスカットは果肉が黄みがかっています。その場合は茎は緑ではなく若干茶色っぽくなっています。
ここだけの話、茶色いっぽいシャインマスカットはかなり甘いと推測されます。
全体的に甘いシャインマスカットですが、特に茶色っぽい果肉は甘さがありますよ。
以前ぶどう農家さんに伺った話によると
「完熟したシャインマスカットは緑のシャインマスカットと比較してとても甘くてオススメですが、傷みやすいのであまり流通には乗せづらいです」と。
ですので、スーパーにはあまり並ばないと思われます。
この黄色っぽいシャインマスカットは直売所やぶどう農家の直売所で売っていたら「買い」のアイテムです。あとスーパーだと地場農家さんのコーナーなどに売っていたら黄色っぽいシャインマスカットをチェックするのも良いかもしれないですね。
もちろんスッキリした甘さが好きな方はまっ緑色のシャインマスカットをオススメします。
まとめ
ハズレのシャインマスカットを買わないポイント
・脱粒してないもの。
・粒にハリのあるもの。
・茎が茶色く変色していないもの。
この3つを押さえたら鮮度良いシャインマスカットをゲットできますよ。
知っておきたい果物の豆知識
上記リンク先は外部サイト（ぱるとよ）へ移動します。
