値段が「高いバナナ」と「安いバナナ」は何が違う?元スーパーの店員が解説!
涼しくなってきてバナナが美味しいって思える時期になりましたね。
ぱるとよ家はバナナが大好きなので、毎日1袋ずつバナナを買っていますが、買うバナナは大体中間の価格帯のものを選びます。
バナナって100円そこそこの安いものから1袋500円ほどする高級バナナまでありますよね。
価格が高い、安い、の違いってご存知でしょうか。
今回は元スーパーの店員だったぱるとよが、高いバナナと安いバナナの違いを解説します。
バナナは標高の高さによって価格が違う!
通常バナナは実が付いてから10ヶ月ほどで収穫できるそうです。
標高の高いバナナは標高の高さによって変わりますが、500mほどのところだと収穫までに約1年、800mのところで15ヶ月前後と言われています。
800mのところでの栽培だと通常のバナナと比較して5ヶ月も長く収穫までに時間がかかりますね。
標高が高いと昼と夜の寒暖差もあり、じっくりと成長してもっちりと濃厚なバナナになるんですって。
収穫に時間も手間もかかるので、標高の高いバナナは価格も高くなるのは納得です。
栽培される標高の高さによって食感、甘さが変わってくる!
昼と夜の寒暖差のある土地で栽培すると、デンプン質が増えるのだとか。
そのおかげで甘いバナナができるのです。
左は低地栽培バナナ、右が高地栽培バナナ。見た目でも太さの違いがわかりますね。
特にバナナの先端をみるとよくわかります。
実際に食べ比べてみると甘さや食感の違いを実感できます。
標高の高いバナナ(今回は極撰)はもっちりと濃厚な味わい、甘さもガツンときてまとわりつくようなねっとり感があります。
お値打ちなバナナ(低地栽培)は甘さはあるものの、スッキリとした爽やかな甘みでさっぱりとした後味です。
カットしてみると断面も全然違いますね。
低地栽培の方が白っぽく、高地栽培の方が濃い黄色です。
好みの問題ですが、もっちり濃厚な甘みが好きな方は高地栽培のバナナを選んでくださいね。
さっぱりした甘さが好きな方は低地栽培のバナナを選んでください。
まとめ
値段の高いバナナと安いバナナの違いをご紹介しました。
濃厚な甘さが好きな方は高地栽培を、さっぱりした味わいが好きな方は低地栽培を選んでみると、お好きなバナナに出会えるかもしれませんね。
知っておきたい果物の豆知識
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