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新米が「まずくなる」間違った保存方法【NG】3選!正しい方法も解説!

ぱるとよ料理研究家

実りの秋!新米の季節になってきましたね。

新米は特に香りも良くて、ふっくらと炊き上がりますよね。

そんな新米もまずくなる間違った保存方法があるのをご存じでしたか?

実は意外と皆さんがやりがちな保存方法です。

米卸に10年以上勤めていた旦那がお客様から新米がマズイと問い合わせがある内容の9割ほどが、次の3つの間違った保存方法が原因とのこと。

では早速、間違った保存方法をご紹介しますね。

NGな間違った方法1:米びつに新米を追い足し!

まず最初にご紹介するNGな保存方法は、古米が入っている米びつに新米を追加すること。

古米と新米が混ざり合い、せっかくの新米の味わい、風味が台無しになります。

そんなことはしないよ!と思う方もいるかと思いますが…。意外に多いんです。

できれば古米から新米に切り替わった際には、米びつを掃除してくださいね。

古米の糠が米びつの四隅や側面にうっすらとくっ付いていますので!この糠も新米の味を悪くする原因の一つになります。

NGな間違った方法2:暑い場所に保存

次のNGな保存方法は、暑い場所に保存すること!9月に入り朝夕涼しくなってきているので、部屋の風通しの悪い場所に保存している方も多いのではないでしょうか?

実はこの方法はNGです。地域によっては9月でも日中30度以上になることも!お米は高温になると酸化が進み味が悪くなります。

できれば冷蔵庫などの低温で保存できる場所に保管してくださいね。

ただし、水濡れは厳禁ですので、保存はペットボトルなどの密閉できる容器にお米をを入れるのをおすすめしますよ!

NGな間違った方法3:匂いが強い場所での保存

次のNGな保存方法は、匂いの強い場所での保存!お米は、洗剤や芳香剤、流しの下の匂いなど、周りの匂いを吸収する性質があります。

お米に匂いが移ると取り除くことができませんので、ご注意くださいね。

開封前のお米なら匂いの強いところでも大丈夫と思うかもしれませんが、それもNGです。

お米の袋には、空気が出入りできる小さな穴が空いています。そこから匂いも入って、お米に匂いが移ってしまいます。

スペースがなくて、どうしても匂いの強い場所で保存する場合は、空気が出入りしない密閉できる容器に入れて保存してくださいね。

まとめ

今回は新米のNGな保存方法をご紹介しました。

・米びつに新米を追い足し!
・暑い場所に保存
・匂いが強い場所での保存

適切な保存方法で、新米を美味しく食べてくださいね。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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