【キウイの保存】ウソでしょ...!こんなに変わる?3種類の保存方法で驚きの違い!
グリーンキウイを食べて「酸っぱすぎる!」と思ったことはありませんか?
グリーンキウイは追熟すると酸味がまろやかになり、甘味と酸味のバランスが良くなります。
美味しそうなキウイをゲットしたときにまだ適熟でなかった場合、おうちで追熟作業をしてもらうと良いです。
そこで今回は、キウイの3種類の保存方法とそれぞれの熟度の違いを元スーパーの店員だった「ぱるとよ」がご紹介します。
硬くて酸味が全面に出ているグリーンキウイの特徴
全体にしっかりと産毛の生えたグリーンキウイ。
どこを触っても硬式野球のボールみたいにしっかりと硬いです。
この状態では酸っぱすぎて眉間にシワが寄りそうです。笑
(キュッとした酸味が好きな方には良いかもしれませんが…。)
そこで酸味を穏やかにするのと甘みを感じられるようにするには「追熟」が必要です。
追熟しながらの保存方法1:室温で保存。
とってもシンプル。室温で保存します。
追熟の期間は買ってきたキウイの硬さによりますが、スーパーで販売しているグリーンキウイはだいたい3〜4日くらいで酸味が控えめになるかなと。
全体に優しく包んでみて柔らかさを感じたらOKです。
柔らかくなりすぎると中に透明感が出てきてしまい、
酸味がかなり薄くなって甘味と酸味のバランスが悪くなります。
食べる時期を逃さないようにチェックしてみてくださいね。
追熟しながらの保存方法2:りんごと一緒に室温で保存。
普通に追熟するより早く食べたい場合は、りんごやバナナと一緒にポリ袋に入れて室温に置いておけばOK。
りんごやバナナから出るエチレンで追熟が早まります。
2〜3日で酸味がかなりまろやかになり甘味がしっかりと感じられました。食感もゆるくなり、食べやすくなります。
保存方法は動画でも解説
キウイの追熟に使ったりんごはもちろん食べられるので、もったいなくはないです。
ただ、キウイの量が多い場合1個のりんごで追熟するとりんごがスカスカになることもあります。
その場合はフレッシュでりんごを食べると美味しくないので、コンポートやジャムにして食べると良いですよ。
追熟をしない保存方法3:購入してからすぐ冷蔵庫保存
甘いキウイが好きではない方は追熟を待たず、ポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存すると思います。
スーパーで販売している大手メーカーのグリーンキウイは酸味が強すぎて食べられないということはあまりないので、追熟をせずとも酸味を楽しみたい方は冷蔵庫で保存するのもアリだと思います。
グリーンキウイを3日間の保存期間を経て食べた結果。
今回同じ日に購入したキウイを
1)室温
2)りんごと一緒に室温
3)冷蔵庫
で保存しました。
室温保存とりんごと一緒に室温保存はキウイに弾力が出てきました。
食べ比べてみると、見事に追熟具合がそれぞれ違って面白い結果になりました。
【結果】
1)室温保存:酸味控えめで、甘さが出てきて、食感は冷蔵庫保存よりは柔らかめ。
2)りんごと一緒に室温で保存:果肉は柔らかくなり、酸味はしっかりとまろやか!さらに甘さも充分!
3)冷蔵庫保存:食感がよく、酸味がキリッとして甘さは控えめ。
まとめ
キウイの追熟しながらの保存方法をご紹介しました。
・食べごろまで室温で保存
・りんごやバナナと一緒にポリ袋に入れて保存
この2つを押さえたら美味しくキウイが食べられますよ。酸味がはっきりした方が好きという方は冷蔵庫で保存してくださいね。
お好みの熟度で食べてください。
知っておきたい果物の豆知識
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