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【トマト】バラ売り、パック売り 野菜のプロはどっちを買う?損しないトマトの選び方

ぱるとよ料理研究家

トマトはスーパーや青果店に年中出回り、手に入りやすい野菜のひとつですよね。

1個のバラ売りから複数個入りのパック売り、箱売りなど販売形態も幅広いのがトマトの特徴です。

みなさんは、バラ売りとパック売りのトマトのどちらを購入しますか?

スーパーや中央卸売市場で働いていた私は、バラ売りのトマトを購入します。

なぜパラ売りのトマトを購入するのか?その理由も含めて解説しますね。

バラ売りのトマトを購入する理由!

1個ずつバラ売りのトマトは、しっかりと鮮度や品質チェックができることが魅力です。

トマト売り場では、トマトの先端を上にして販売されています。見える場所はキレイだとしても、実際ヘタの側を確認すると、キズがあったり青みがまだ残っていたりとすることも!

そのため、1個ずつ手に持って、目視確認できるバラ売りがおすすめです。

ちなみに、近くのスーパーで購入したパック売りのトマト!見た目はとってもキレイです。

しかし、ヘタの部分は傷があり、しかもまだ青い残念なトマトでした。

このようにパック売りのトマトはヘタの部分の鮮度、品質をチェックできないのが難点です。

ただし安さを求めるならパック売り!

バラ売りよりパック売りのトマトの方が安いです。

私がスーパーの青果担当として勤めていたときの感覚ですが、トマト1個あたり5〜10%ほどパック売りが安いです。

その理由は、まとめて販売でき、売上、利益を確保しやすいためです。

ただし、スーパーのバラ売りとパック売りでは、品質の違うトマトが並べられていることもあります。

【補足】
トマトは色味、外観(キズの有無、形など)、大きさなどで等級・サイズが変わってきます。
食べやすいサイズや外観がキレイなトマトなどは市場で高い値段で取引され、その逆は安い価格で取引されます。

バラ売りのトマトとパック売りのトマトで1個あたりの価格差が20%以上あるものは、品質が異なるトマトの可能性が高いです。

バラ売りのトマトがキレイだからといって、同品質のトマトがパック売りにも詰められているとは限りませんので注意してくださいね。

キズなどが気にならない方やパスタなど調理に使う方は、パック売りのトマトが安くておすすめですよ。

まとめ

今回は、バラ売り、パック売りのトマトはどちらがおすすめか?解説しました。

トマトの鮮度、品質をしっかりとチェックできるので、私としてはバラ売りのトマトをおすすめします。

気になる方は、スーパーや青果店でチェックしてくださいね。

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