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3児の母がやっている、小さな節約3つ。「安いスーパー」よりも大切なこと

ぱるとよ料理研究家

こんにちは、元スーパーの店員で、現在は3児の母の「ぱるとよ」です。安いスーパーを何軒もはしごするよりも私が実践している小さな節約を「3つ」ご紹介しますね。誰でも簡単にできることなので、最後までお付き合いください。

1.野菜、果物を目利きする

野菜・果物はお肉や魚の同じ生鮮食品と違って、消費期限が明記されているのが少ないのが特徴です。お肉や魚は、目安を確認できるので、安心して購入できますが、野菜・果物はそれが難しいと感じたことありませんか?

例えば、日常的に食べているバナナ。スーパーマーケットで購入してから、いざ家で食べようと思ったら傷んで食べられなかったことを体験した方も多いと思います。また、野菜・果物は鮮度によって変わってきます。

前回購入したキャベツは1週間冷蔵庫で鮮度が良かったけど、今回購入したキャベツは2日で傷んでしまった!となることも野菜・果物ではよくあることです。

そこで、重要なのは目利きすること!目利きって大変そう!と思うかもしれませんが、実はそんなに難しいことはありません。基本的には次の3点に気をつけてください。

  1. ハリ、ツヤがある。
  2. 変色していない。
  3. とろけていない。

もちろん野菜・果物の種類によって鮮度の見分け方は変わります。ただ全ての野菜・果物の鮮度の見極め方を覚えるのはとても大変です。まずは、基本の3点を押さえるだけでも、野菜・果物の鮮度をチェックせずにカゴに入れるよりも鮮度の良い野菜を購入しやすくなりますよ。

結果、冷蔵庫で日持ちがし、廃棄する野菜・果物が減って節約につながります。

2.食材を使い切る

次に私が実践している節約は、食材を使い切ること!特に生鮮食品は最後まで使わずに冷蔵庫で腐ってしまったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。実は、結婚当初の私もその一人でした。いつの間にか、もやしから異臭がしたり、ピーマンがシワシワに萎びたりと、かなりの食品をダメにしてきました。

そんな私も最近では、安いスーパーに買い出しに行くよりも、冷蔵庫の中で使える食材がないのか?をチェックして、傷む前に下処理をして食べるようにしています。

例えば、大根は漬物にしたり、ブロッコリーなどすぐ傷んでしまうものはなるべく早く茹でたりして、美味しく食べています。このように野菜のままストックするよりも料理にして保存するように心がけています。

しかし、どうしても食べきれないときは、冷凍保存を最大限に活用しています。特に特売で安くなっていたお肉、魚などは、基本的に大量に購入して1食分ずつ小分けにして冷凍しています。

お肉、魚などはパックのまま冷蔵するのはオススメしません。ラップ、容器が冷凍対応していない可能性があるからです。詳しくは、こちらの記事(外部サイト)で詳しく紹介しています。

・「鶏もも肉」はパックのまま冷凍はNG!その理由と冷凍方法を解説

あとは、えのき、しめじ、椎茸などキノコ類はもちろん、ネギ、ピーマンなどもお好みの大きさにカットして冷凍も可能です。また、梨やぶどうなどの果物も冷凍ができますので、冷凍保存を活用すると節約につながりますよ。

3.作った料理を食べ切る

最後に私がやっている小さな節約は、作った料理を食べ切ることです。食材を使い切って満足していた時期もありました。しかし、食材を使い切る目的で料理を作ると、どうしても大量にできてしまうことも!その結果、食べ切れずに廃棄することもしばしばありました。

これは、食材を腐らせるよりもタチが悪いと私は思っています。料理を作るときには、調味料、ガス、電気などを使って一つの料理を完成させます。さらに、料理を作る手間もかかります。食材を廃棄するよりも、コストが多くかかっているんですよね。

そこでオススメするのは、大量に作った料理で食べきれないと判断したら、冷凍させることです。ここでのコツは冷凍しても美味しく食べられる料理を作ること!例えば、もやしが余ってしまったのでナムルを作って冷凍すると美味しくありませんが、チジミなら解凍して、再度焼き直すか、レンジで加熱するだけで美味しくいただけます。

最近では冷凍おかずなども情報がたくさん出ていますので、そちらを検索してみるのも一つの手ですね。ちなみに私は、子どもたちのお弁当のおかずを全て冷凍しています。そこで、冷凍しても美味しい料理を日々探しています。

ちなみに、冷凍したポテトサラダや肉じゃがは子ども達に不評でした。解凍すると水分が多く出てしまって、べちゃっとして美味しくない!とのことでした。反対に、きんぴらごぼうやれんこんの炒め物は好評でした。冷凍しても味があまり変わりませんよ。

子育ての節約のポイントは「無理しない」

子育て中は忙しい日々が続きますが、節約は「無理しない」ことが大切です。無理な節約はストレスにつながり、家庭の雰囲気を悪くすることも。お子様の成長に合わせた衣服や教育費など、必要な支出はケチらず、日々の生活の中で小さな節約を積み重ねることが大切だと思っています。

安いスーパーを何軒もはしごするよりも、鮮度のいい食材を買って、食材を使い切って、料理を食べ切るとおのずと節約につながりますよ。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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