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「さつまいも」保存の落とし穴!元スーパー店員が明かす2つのNGポイント「冷蔵室、水洗いはダメ!?」

ぱるとよ料理研究家

秋はさつまいもが一番美味しい季節ですね。毎年この時期になると、私はたくさんのさつまいもを購入しています。さつまいもはおかずにもおやつにもなるので重宝しますよね!

さて、さつまいもの保存方法、皆さんはどのようにしていますか?今回、スーパーの青果担当だった私が、さつまいもの間違いやすい保存方法を2つ解説しますね。

NGなさつまいもの保存1:冷蔵室での直接保存

さつまいもを5度以下で長く保持すると、低温でのダメージを受けて中身が黒くなることがあります。

そのため、さつまいもは基本、風の通る室温で保管することをオススメします。さつまいもを新聞紙やキッチンペーパーで包むと、さらに良い保存状態を保つことができます。

暑い日や夏の時期は、野菜室での保存が良いですよ。さつまいもをキッチンペーパーで包んでから袋に入れることで、乾燥からも守れます。

OKな保存方法→室温で風の通る場所に保存。

さつまいもの保存で避けたい方法2:水で洗った後、残ったさつまいもを保存

さつまいもを水で洗った後、半分に切って残りを野菜室で保存するのは、あまり良くありません。

水気が残ったまま保管すると、傷む原因になります。対策としては、さつまいもを洗う前に、使う分だけ切り分けます。

食べない残りの部分は切り口をラップでぴっちりガードして、キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて野菜室で保存します。ただし、長持ちしないので、早めに使うことをおすすめします。

全体を既に洗ってしまい、保存したい場合、カットしてジップロックに入れ、冷凍する方法もあります。

大きめのサイズでカットしたものを冷凍すると、食感の違いは気になりますが、小さめのコロコロサイズにカットした状態で冷凍し、凍ったまま加熱すると食感の変化はそこまで気になりません。

わが家では、小さくカットしたさつまいもを冷凍状態のまま、油をひいたフライパンで弱火でじっくり焼きます。

シンプルな焼き方ですが、何も加えずとも絶品のおやつになります。焼き加減は、外側をカリッとさせ、中をふんわりとした状態が最高です。

OKな保存方法→洗わないまま保存、水気がついてしまったらカットして冷凍。

まとめ

  • さつまいもは5度以下での保存は避け、室温での風の通る場所がおすすめ。
  • 暑い日や夏は野菜室、さつまいもを新聞紙やキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れて保存。
  • 必要な分だけ切り分けて洗い、残りは早めに消費する。

気になる方は、ぜひ試してくださいね。

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料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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