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【大阪市生野区】夜にだけ買えるカプセルスイーツ!? 謎に包まれた「スピールクーヘン」の正体とは!?

ぺるたろう地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

夜にだけ営業する「不思議なスイーツ店」がオープンしているのをご存知でしょうか? 数名の方からぜひ取材に行ってほしいとお声をいただくほど注目されているお店に実際に行ってみました!

SpielKuchen

寺田町駅より徒歩約8分、住宅やお店が並ぶ猫間川筋沿い。

夜になるとポツンと明かりが灯る不思議な場所を訪れました。

そこにはレゴでできた可愛いカプセルトイの機械が置かれています。気になる中身はというと…

なんとフルーツが乗ったケーキ?!

そう、こちらは2023年7月12日にオープンした「SpielKuchen(スピールクーヘン)」というカプセル入りのケーキ屋さんです。オープンされた日からずっと行きたいと思っていたお店だったのですが、なにせ営業開始は19時。なかなか都合が合わず、やっと訪れることができました。

早速購入してみたいと思います。価格は500円で、新旧どちらの500円玉でもOKです。

カプセルに入ったひんやり冷たいケーキが出てきました。

裏にはきちんと賞味期限や原材料名・製造業者名などが表示されています。

スプーンやゴミ箱もあるのでその場でいただいてみました。

フルーツは日替わりで、この日のフルーツはキウイ。フルーツが上にも中にもたっぷりと入っています。

クリームの甘味とフルーツのバランスがよくとれた、れっきとした美味しいケーキです。

どんなお店なの?

気になるのは「どんな方が運営していて、なぜ夜営業のみなのか?」ということ。突如現れた不思議なケーキ屋さんが皆様も気になるようで、撮影中にもウォーキングをしている人たちの「ここ何なんやろ?」「夜だけ?」という声が聞こえてきました。そこで、今回こちらを運営されている株式会社スピールクーヘンの方にお話をお伺いしてみました!

スピールクーヘンはこのカプセルケーキのために立ち上げられた会社で、コロナ禍をきっかけに増加した様々なバリエーションの自動販売機を見た現在の社長の「カプセルトイでケーキを売るのはきっと面白い!」というひらめきからSpielKuchenが誕生したそうです。

見た目の綺麗なスイーツは多いけれど、お菓子はもっと遊んでいて良いのではないかということからドイツ語のスピール(遊び)クーヘン(お菓子)と名付けられました。

19時オープンなのは、暑い日中でいきなり販売するのではなく冷蔵システムをしっかり検証したいという安全面の考慮が理由でした。もちろん開店前にも何度も実験を行い、冷蔵に問題がないことを確認の上営業をスタートされたそうですが、実営業でもデータを取りたいと考えているとのこと。堅実に管理されているが故の夜のみの販売だったのですね。

不思議なカプセルトイのケーキ屋さんは、大人も子供も安心して楽しめるアイディア溢れるお店でした。2023年9月・10月も19時オープンで水金土のみの販売予定。その日登場するフルーツはInstagramでご紹介されているのでぜひ訪れる前にチェックしてみてください。

【店舗情報】

SpielKuchen

Instagram

住所:大阪市生野区生野西3丁目5-74

営業日時:2023年9月・10月は水金土の19時〜24時

※掲載内容は取材当時のものです。

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

旅行・グルメ・お酒が大好き。訪れた離島は35島以上、飲食店は3500軒を超えました!大阪市東成区・生野区周辺のグルメや話題のスポットなど、おでかけの参考にしていただけるような情報を日々発信していきます♪

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