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【長岡市】長岡造形大学の研究室が立ち上げた駄菓子屋さん「駄菓子屋ハブ」で気分までノスタルジックに

pico地域ニュースサイト号外NETライター(長岡市)

子どもたちが100円玉を握りしめ、友達同士で駄菓子屋に行く。駄菓子をスーパーで買うことが多くなった昨今では、そんな光景が最近は見られなくなってきました。

長岡市寺泊地区の竹森に位置する「駄菓子屋ハブ」は2022年9月24日にオープンした、線路近くにある黄色い建物が目印の駄菓子屋さん。オープンして約1年になります。

外から窓を覗くと、窓際には小学生に人気のキャラクターが並んでいました。アイロンビーズのクオリティが高い!

それもそのはず、こちらは長岡造形大学の研究室が立ち上げた駄菓子屋さん。半年以上かけて床板やカウンターも学生さんがDIYで改装したそうです。

中に入ると懐かしのお菓子がズラリと並んでいます。

値段はお子さんが自分で計算しやすいようにキリの良い金額にしているとのことでした。これはお金を持たせる親としても、嬉しい心遣いですね。

もともと「MAKINDO(メイキンド)」というプロジェクトの一環でこちらの空き家を使って地域を盛り上げる何かできないか、と「駄菓子屋ハブ」をオープンしたそうです。

長岡造形大学の生徒さんの作品でもある写真やイラストのポストカードやアクセサリーも、壁一面に展示販売されていました。

こちらの一面には市販のボードゲームやカードゲームが…と思いきや、

市販のボードゲームに紛れて、長岡造形大学の生徒さんのオリジナルボードゲームも展示販売されていました。こちらは実際に無料で遊ぶことができて、オーダーメイド制作も承っているので購入も可能だそうです。

懐かしのゲーム、ファミコンのコーナーも。壁に並んでいるファミコンカセットは有名なものばかり。

スーパーマリオブラザーズに高橋名人の冒険島、ツインビーにファミコンジャンプ! 皆さんも子どもの頃、一度は熱狂したタイトルも並んでいるのではないでしょうか?

動作確認済のFCモバイルも発見。これは…大人買いしてゲームプレイしたくなってしまう。(ウズウズ)

ワンコインでできる懐かしのレトロゲームも並んでいました。休日や夕方にはお子さんも集まってくるそうです。

お客さんは7~8割が地元の方、主にお子さんが多いそうです。寺泊地域のお子さんが乗り合わせて、車1台で1人の保護者の方が連れてくることも少なくないそう。

空き家バンクに登録されていたこちらの空き家は、もともと大正時代から慕われ続けた理容院を改装したもの。入口扉の上を見上げるとサインポールが残されていました。

さきほど紹介したボードゲームの下は、なんと理容院のシャンプー台。あちこちに懐かしさを感じるのは、この雰囲気を残したままだからかもしれませんね。

キャベツ太郎のカエルを発見。いちいち可愛い飾りつけにセンスを感じてしまいます。

店番は長岡造形大学の学生さんが担当しているそうで、この日も造形大の店番の学生さんがお話を聞かせてくれました。う~ん、カウンター下に並ぶアイロンビーズのクオリティもすごい! これだけでうちの子ども喜んじゃいますよ?

駐車場は店舗の目の前の道路を挟んで向こう側にあります。

倉庫横のこのスペースに2~3台分停められます。

私もしっかり大好きなお菓子ばかり買ってきちゃいました。次は子どもたちも連れて遊びに行きます。

駄菓子屋ハブ」の店名「ハブ」には人と人、地域をつなげるハブになりたいという意味もあるそうです。タイムスリップした気分で訪れてみてはいかがでしょうか?

駄菓子屋ハブ

〒959-0161 新潟県長岡市寺泊竹森1106-1
定休日:月曜日・火曜日・水曜日
営業時間:木金:13:00~18:00、土日:10:00~18:00
駐車場:3台
アクセス:
電車の場合:JR越後線 「寺泊駅」から徒歩3分
バスの場合:越後交通バス「竹森入口」から徒歩5秒(建物敷地内にバス停があります)
お車の場合:関越自動車道 長岡北ICを降りて25分
「駄菓子屋ハブ」から海まで車で9分。

地域ニュースサイト号外NETライター(長岡市)

双子出産を機に長岡市に住み始めました。普段は日々のことなど漫画に描いたり、ワークショップを開いたり、似顔絵師など好奇心旺盛に活動しています。長岡市のおいしいグルメ、楽しいイベント、便利な情報などいろいろと発信していきます!

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