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【長岡市】会期中のみオープンする喫茶「たびのそら屋」で「旅するコーヒー」をいただきながら優雅な時間を

pico地域ニュースサイト号外NETライター(長岡市)

もうすぐ開催する「かきがわひらき」イベントに向けて、会場を下見に行くことに。(去年迷子になった経験あり)

会場のひとつ「工房このすく」を探しに、長岡市呉服町を歩いてみることに。

すると気になる青い看板を発見。あれかな?

右に見えるドアが「工房このすく」なのですが、気になるのは左側の奥に見える空間。

看板を見ると「maison de たびのそら屋」喫茶とギャラリーの文字。ギャラリーで作品を見るのも、行ったことのない喫茶店に入るのも大好きな私、上がるテンション。

吸い寄せられるように店内へ。

入口には県内外のアートイベントのDMなどが置かれています。

2024年4月1日(月)~4月14日(日)の期間、春のテーマ「2024 SPRING EXHIBITION - Restart-」が開催されていました。

入るとすぐ開放感のあるギャラリーが。7度目となる春のテーマは【Restart/再起動】。若き5名の作家の作品が楽しめます。

LICACO/版画(東京都)

今井リエコ/絵画(長岡市)

筒井早良/絵画(新発田市)

不破妙子/漆(長岡市)

小山紀子/写真・インスタレーション(長岡市)

ゆったりと作品を楽しむ時間。やはり実際の作品の迫力はたまりません。

個人的に一番好きだったのは、LICACOさんのこちらの作品。細かな描写はぜひ実物を見て、感じて欲しいです。

作品は一部を除き販売しています。お渡しは小物を除き、会期後となるようです。

余韻を残したまま、会期中のみ営業している喫茶室へ。

席につくと、あたたかいお茶を出してくれました。ホッと気持ちがほぐれます。

こちらのメニューにある「旅コーヒー」は毎度展示によって変わるそうです。作品のイメージやテーマをオーナーさんが決めたり、作家さんに好みを聞くこともあるとのことでした。いつもは3種類くらいなのですが、今期は5種類の旅コーヒーが用意されていました。

注文に迷った方はコーヒーの好みを伝えると、おすすめのものを選んでくれます。オーナーさんはもともと新潟県高田で喫茶店を営んでいたそうで、常連さんが旅行のお土産としてコーヒー豆を持ってきてくれたり、自分でも旅行をしたときに毎回コーヒー豆を買ったりしているうちに「旅するコーヒー」を思いついたそう。

オーナーさんにとっては「コーヒー豆」と「旅」は深い繋がりがあるようですね。カップもソーサーも素敵です。

私は中煎りの「3ブレンド」をいただきました。今回は新潟市の椎谷コーヒーさんの豆を中心にメニューを展開しているそうです。夢叶屋珈琲 (ゆめとやコーヒー)さんのコーヒーも味わえますよ。

コーヒーにはお茶請けが付くそうです。日によって変わるのですが、この日は苺が入った羊羹をいただきました。あんことコーヒー、マッチします。

後から来られた常連さんと絵画について盛り上がっているうちに、あっと言う間に時間は過ぎていきました。

だいたい展示は月に一度ほど。来月は2024年5月14日(火)~5月26日(日)に「柏田良彰 展」が開催予定です。

作品を楽しんだあとは美味しいコーヒーでゆっくりひとやすみ。ここには良い時間が流れています。私も常連になっちゃおうかな。

2024 SPRING EXHIBITION -Restart-

会期:2024年4月1日(月)~4月14日(日)
開館時間:11:00~17:00(最終日は16:00まで)
入場料:無料
休館日:2024年4月4日(木)・4月10日(水)

maison de たびのそら屋

新潟県長岡市呉服町2丁目1-5
TEL:0258-77-2981
営業日:展覧会会期中のみ
アクセス:長岡駅より徒歩15分
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地域ニュースサイト号外NETライター(長岡市)

双子出産を機に長岡市に住み始めました。普段は日々のことなど漫画に描いたり、ワークショップを開いたり、似顔絵師など好奇心旺盛に活動しています。長岡市のおいしいグルメ、楽しいイベント、便利な情報などいろいろと発信していきます!

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