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気分や感情に直接影響する『思考』あなたの思考傾向は?

ピッグママチャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー
Photo:pixabay

こんにちは、チャイルドコーチングアドバイザーのピッグママです。

前回は、自分に合ったストレス解消法を見つけるためのストレスマネージメント法をご紹介しました。

前回記事『自分に合ったストレス解消法とは?』

今回は「気分」や「感情」にダイレクトに影響する思考傾向をテストしてみましょう!

自分の思考傾向を客観的に理解することで、気分や感情をコントロールできるかもしれません。

思考傾向が気分や感情を変える!?

Photo:pixabay
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思考傾向とは、私たち人間の「考えかたの癖」のようなものです。

例えば、朝出かけようとした際に服がほつれて破れていたとします。

そのときあなたはどのように考えますか?

あまり気に留めない人、「気分を変えて違う服で出掛けよう!」と前向きに捉える人、「何か悪いことが起こる前兆かもしれない」と不安になる人もいるでしょう。

このように同じ事象でも、知らず知らずのうちに考えかたの癖(思考傾向)を通じて、最終的に生じてくる気分や感情は大きく変わってくるのです。

自己理解を深めていくために、あなたの思考傾向をテストを通じ、客観的に理解していきましょう!

思考診断傾向テスト

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以下の5つの場面に遭遇した場合、A・B どちらの考えかたがあなたの考えに近いか答えましょう。

あまり深く考えず、単純にどちらに近いかだけを考えて選んでみてください。

①お気に入りのコップにヒビが・・・。

A 「仕方ないから新しいのを買おう!」

B 「急に割れるなんて、なにか悪いことが起こる前兆?」

②占いの結果が最悪

A 「たかが占いだし、気にしない!」

B 「不吉だから、今日は1日家にいようかな」

③出掛けようとしたら、傘が壊れていた

A 「違う傘でいいや〜」

B 「何で壊れたんだろう」

④仕事でミスをした

A 「たまにはミスもするよね〜」

B 「こんなミスをするなんて、自分はダメだ・・・」

⑤友達に誘いを断られた

A 「また今度誘ってみよう!」

B 「もしかして、私のこと嫌いなのかな?」

思考傾向診断テストの結果

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この思考傾向診断テストは、あなたがプラス思考に傾きやすいのか、マイナス思考に傾きやすいのかを判断します。

Aを多く選んだあなたは「プラス思考傾向タイプ」

一般的にプラス思考の人は、「いい思考の持ち主」と捉えられています。

気分転換が上手だったり、なんでも前向きに捉えることができるので、ストレスが溜まりにくく、心の健康度を高く保つことができます。

しかしながら、プラス思考があまりに強い場合(すべてAを選んだ場合)、物事をあまり深く考えずに行動してしまう傾向があります。

軽率な言動が失敗を招いたり、周囲を注意深く見ようとせずに、暴走して他者から反感を買うなどのトラブルが起きやすい状況かもしれません。

あまりにプラス思考傾向が強い場合には、少し他者の意見を聞き入れるようにする姿勢が大切です。

Bを多く選んだあなたは「マイナス思考傾向タイプ」

マイナス思考傾向が強い人は、いつまでも悩んだり、自分の殻に閉じこもってしまう傾向があるので、周囲からあまりいい評価を得られないことも多いでしょう。

マイナス思考傾向が強いと、必要以上に考え込んでしまったり、つい悪い方向に考えてしまったりして、結果的に自分の考えに苦しんでしまいがちです。

しかし、マイナス思考がすべて悪いというわけではありません。

マイナス思考の人は、とても敏感で、慎重に物事を進めるので、心ない人に利用されたり、人に騙されるということは少ないでしょう。

大きな失敗体験に苦しむことも少ないかもしれません。

マイナス思考が強い場合(すべてBを選んだ場合)、自分がマイナス思考に走りやすいということを認識することが大切です。

マイナス思考に囚われ、考え込みそうなときに、自分に合った気分転換の方法を見つけるなど、自分を必要以上に苦しめない対策を練っておくとよいでしょう。

A・B が 2:3 か 3:2 だった場合は、バランスの良い状態

偏りが少なく、比較的自分で精神安定を取り戻すことができるでしょう。

大切なのはプラス思考・マイナス思考の「良い点」「悪い点」の両方を正確に理解することです。

自分の思考傾向をしっかりと理解し、受け止めていきましょう!

次回は、人間関係を上手く築くための考えかたをご紹介します。

参考文献:

『ストレス・マネジメント入門ー自己診断と対処法を学ぶ』著:中野敬子、金剛出版、2005年

チャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

一児の母として、コーチングや心理学を子育てに応用する方法などを発信しています。年間180本ほど見る映画ファン。

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