今日は広見商店街にあるcafeやすらぎをご紹介します。

以前行った広見商店街のYoshi's ぱすた。道路を挟んで、ちょうどお向かいにあるのがcafeやすらぎです。

オープンは2019年3月。お店に入ると色鉛筆画や折り紙が飾られており、地域の憩いの”やすらぎ”の場所になってるんだなぁと感じました。

この日は、10月いっぱいまでオーダーできるという白玉あんみつをいただきました。フルーツの種類が多く、くろみつもたっぷり添えられていました。

白玉あんみつが出てくる前に「猫とおばけとかぼちゃ、どれがいい？」と聞かれたので「じゃぁおばけでお願いします」と答えると、合言葉と引き換えにかわいいおばけのマドレーヌを出してくれました。この日はハロウィンということで、季節のおまけだそうです。

あんみつのあんは手作りで、甘味が控えめな上少々の塩味も感じられとても美味しかったです。白玉団子も手作りなんだそう。まるでお母さんが作ってくれたあんみつを食べているような、そんな懐かしい気持ちになれました。

せっかくなのでランチメニューを見せてもらいました。メインのおかずは肉と魚、２種類あります。そこに小鉢２種、香の物、もっちり豆腐、味噌汁、雑穀ご飯がついて1200円とのこと。その中のもっちり豆腐が気になり、オーナーの明石さんに尋ねてみました。

もっちり豆腐は普通のお豆腐ではなく、ごま豆腐のような弾力のあるものだそう。豆乳、生クリーム、クリームチーズをくず粉でまとめているんだそうです。おいしそう！次回絶対いただこう！と思っていたところ、明石さんが「食べてみる？ちょっと待ってね」と言ってお味見させてくれました。

お醤油をつけてたべるそうですが、わさびだけで十分な味わい。もっちりとしたお豆腐を箸でカットし、口に運ぶと最初に広がるのは豆乳の香り。その後からクリームチーズの洋風の香りが追いかけてくるのがとても不思議です。舌の上でとろけるようになくなってしまい、またすぐに次のひと口が食べたくなる。これはたまりません。

聞くと野菜は地元の野菜を使い、その野菜から出た出汁をしっかりとって素材の味を生かすことを大事にいているそう。お味噌汁に使う味噌も、春先に一年分を仕込むとのこと。完全無添加のおいしいお味噌でお味噌汁をいただけるお店がこんなに近くにあったなんて！

食材のこだわりについて話をしていると、「今日はハロウィンだからお味噌汁じゃなくてかぼちゃのポタージュを出してるんだけどね。よかったら食べてみる？」と。申し訳ないと言いつつ、お言葉に甘えていただきました。かぼちゃの味が濃くて、なのに甘い。出汁が効いてるのにコンソメは入れていない。本当においしくて、ほっこりしました。

cafeやすらぎは広見商店街の北側の並びにあります。入り口にある富士交通のタクシー会社の隣です。駐車場はお店の裏に４台分ありますが、商店街の共同の駐車場にも停めることができます。

店内には4人掛けのテーブルが1卓、2人掛けのテーブルが3卓、カウンターが3席あります。

cafeやすらぎでは、毎月月末3日間だけの月末ワンプレートというメニューがあります。10月は13夜プレートだったそうですが、季節を大切にする明石さんの心をお店のメニューに反映させるというアイデアが素晴らしいなと思いました。

季節のメニューとしてもう一つご紹介したいのが、毎年1月は7日にオープンし、その日のメニューは七草がゆのみというもの。同じように15日には小豆粥の日となっています。

こだわるところが私のツボ過ぎるcafeやすらぎ。内緒にしたい！でもみなさんに知ってもらいたい！ということで、今回ご紹介しました。食事をしたお客様がお支払いの時「何もかもがおいしかった～」とつぶやいていました。cafeやすらぎでほっと一息、おいしいごはんとおやつで充電したら又がんばれそうな気持になります。ごちそうさまでした。