こんにちは、Pillonピヨンです。

今日は比奈にある竹採公園をご紹介します。

竹採公園は一周歩いてもほんの15分ほどの小さな公園です。入り口から入るととても風情のある竹の林がさらさらと音を立て迎えてくれます。道順通りに歩くといろいろな史跡に出会うことができます。

園内に入りすぐ右に見える板には、富士市に伝わるかぐや姫のもう一つの物語が書かれています。この物語によると、かぐや姫は月ではなく富士山に帰ったのだそう。富士山に帰ったかぐや姫は天女となり、顔つきも変わっていたので竹取の翁はショックを受けて亡くなってしまったとのこと。悲しい物語として伝わっているのですね。

公園には竹採公園という名がつけられていますが、池があったり広場があったりでとても目を楽しませてくれます。

お墓などもありましたが、それらも苔蒸してとても散策路に馴染んでいました。

入口の広場には昔の小屋を模したようなお手洗いが建てられています。

その隣には水琴窟（すいきんくつ）があります。つくばいから落ちた水が溢れ、その水が壺の中に落ちる音を響かせて楽しむという昔ながらの風流なものです。近づいてみるとわかりますが、とてーん、ほわーんと響く音色が聞こえてきて、不思議といつまでも聞いていたくなりました。

歩道に石が埋め込まれているのでベビーカーには適しませんが、スニーカーを履いてのんびり散策するにはとてもいい公園ですね。

竹採公園は先日ご紹介した餃子屋と同じ通りにあります。餃子を食べてから腹ごなしのお散歩も楽しいですね。

駐車場は９台分あり、周りは住宅街になっていますのでとても静かです。犬の散歩はできないそうなので、わんちゃんはお留守番でお願いします。

途中にはベンチも設置されており、のんびり静かに散歩を楽しみたい時には竹採公園に行ってみるのもいいかもしれません。