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【沼津市】8月21日は静岡県民の日!8月21日に重要文化財「松城家住宅」が無料開放

ぴんちょす食べ飲みあるきブロガー(沼津市)

こんにちは、静岡県沼津市在住ブロガー、ぴんちょすです。

ここでは僕が沼津市で出会った素敵なお店やイベント、美味しいものや楽しいことをシェアしていきます。

僕が住むここ静岡県。

明治時代に再編や合併などを繰り返した結果、最終的に静岡県と浜松県とが合併して現在の静岡県の形になったのが明治9年(1876年)の8月21日のことだそう。

そのため8月21日はいまの形の静岡県が誕生した「静岡県民の日」とされていて、県内各地の施設で無料開放などのイベントが開催されます。

8月21日は静岡県がいまの形になった「静岡県民の日」
8月21日は静岡県がいまの形になった「静岡県民の日」

そんな「静岡県民の日」の施設無料開放企画の一環として、8月21日(月)に沼津市戸田にある重要文化財「松城家住宅」で無料開放が行われます。

沼津市戸田地区にある「松城家住宅(まつしろけじゅうたく)」は、江戸時代から廻船業で財を成したという松城家の住宅として明治時代に建てられた建築で、国の重要文化財にも指定されているもの。

長く保存修理工事が行われていましたが、2022年11月3日から一般公開もスタートしています。

沼津市戸田「松城家住宅」
沼津市戸田「松城家住宅」

ここ松城家住宅の大きな特徴が、和風建築と洋風建築とがミックスされたような建築、「擬洋風(ぎようふう)建築」と呼ばれるものだそう。

1階部分は一般的な和風建築ですが、2階部分が洋風建築の様式で建てられています。

幕末時代から明治初期のわずかな期間の間だけに建てられた、西洋文化が日本に入り始めた頃の独特な雰囲気を感じられるたいへん貴重なものとのことです。

1階部分は和風、2階部分は洋風建築です
1階部分は和風、2階部分は洋風建築です

1階部分は外装同様に純和風、といった感じの畳敷きの内装です。

もちろんこれだけでも歴史を感じる風情たっぷりのたたずまい。

1階部分は純和風の内装
1階部分は純和風の内装

一方で2階に上がると雰囲気が一変。

足元は畳敷きですが、その上にはイスとテーブル、ガラス窓にバルコニー…と内外装も西洋風になっていて、和の雰囲気と洋の雰囲気が入り混じったような感じです。

江戸時代が終わり、西洋文化を受け入れ始めた当時の日本の独特な雰囲気をそのままに感じられるようなたたずまいです。

2階は洋風建築の様式が混じった和洋折衷の空間
2階は洋風建築の様式が混じった和洋折衷の空間

というわけで今回は「静岡県民の日」に合わせて行われる、施設無料開放の話題!

8月21日(月)、沼津市戸田の「松城家住宅」が無料開放されるとのこと。

この日はほかにも「沼津市戸田造船郷土資料博物館」の無料開放や、「伊豆・三津シーパラダイス」の入場料割引もあるそうなので、巡ってみるのも楽しいかと!

ではまた!

施設情報(パンフレットより)

・松城家住宅

・〒410-3402 静岡県沼津市戸田72

・休館日:水曜日(水曜日が休日の場合は翌日)・年末年始(12/31・1/1)

・開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)

・無料開放日:2023年8月21日(月)

・沼津市観光ポータルサイトによる紹介ページはこちら

食べ飲みあるきブロガー(沼津市)

静岡県沼津市の<底なし沼>な魅力にハマっちゃった人。沼津の美味しいものの食べあるきや美味しいお酒の飲みあるき、楽しいイベントの体験をシェアします。「沼津っていいな」の輪が広がればいいな、と。県外出身、妻と2人暮らし。

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