背中スイッチは防げる!?保育士が教える「子どもがしっかりと寝ているかを一瞬で見分ける確実な方法」とは
こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育て世代を集めてオンライン講座を開いたり、育児に関する情報の発信を行ったりしている現役の保育士です。
今回は子どもたちが"寝ているか"、それとも"目を瞑っているだけ"なのかを一瞬で見分けることのできる方法についてお話ししていきたいと思います。
悩みの種は背中スイッチ
子どもが抱っこして寝たと思って、布団に降ろした途端に泣き出す。
いわゆる背中スイッチは大変ストレスになるものです。
またそれと同様に、子どもが寝たと思って静かに離れようとしたら、まだ寝ていなくて笑いながらこちらを見ていた。
なんてことを経験した方も多いのではないでしょうか。
子どもが眠りに入っているか、そうでないかはなかなか見分けがつかないため、どのように判断して良いのかは難しいものです。
ところが、あるポイントさえ知っていれば、子どもが寝ているのか、それとも目を瞑っているだけなのかを瞬時に見分けられるようになります。
一体どのような方法があるのでしょうか。
やってみよう!
子どもが"寝ているのか"、"目を瞑っているだけ"なのかを見分ける方法。
それは、子どもの呼吸の速さと深さをチェックすることです。
通常、寝ている時には呼吸が遅く深くなるのが一般的です。
そのため、子どものおなかを見ていると、眠りに入った途端にそれまでの呼吸とは打って変わって遅くなり、おなかが大きく動き出すのが分かります。
タオルケットのようにおなかの動きが分かる場合であれば目視できますが、布団の場合は見えません。
そんな時には、呼吸を聞いたり、おなかの上に手を置いたりしてみると分かるでしょう。
背中スイッチにも使える!
布団に横になっているのをトントンして寝かせる場合には、呼吸が変わった時点で離れても基本的には構いません。
しかし、抱っこで寝かせている場合には少し注意が必要です。
私の経験上の話にはなってしまいますが、大体呼吸が深くなってから3分間程度は抱っこして、それ以降に降ろすのが起きにくいと思います。
絶対に起きないということはもちろん言えませんが、確実に背中スイッチは作動しにくくなるでしょう。
呼吸観察は良いことがたくさん!
子どもたちの呼吸を観察することは非常に有効です。
なぜなら、寝ている時に起きやすい呼吸困難をはじめ、呼吸から読み取れる体の状態は数多くあるからです。
子どもの呼吸の状態を正確に判断することはできなくても、普段から子どもの呼吸を意識して確認しておくことで、小さな異変にも気付きやすくなると言えるでしょう。
まとめ
今回は子どもたちが"寝ているか"、それとも"目を瞑っているだけ"なのかを一瞬で見分けることのできる方法についてお話ししました。
子どもたちは寝ている時に呼吸が遅く深くなります。
そのため、子どもの寝かしつけ時に子どもの呼吸に注目してみることで、子どもが寝た瞬間がはっきりと分かることでしょう。
子どもの寝かしつけに悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。