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子どもが失敗ばかりするのは原因があった!知れば知るほど優しくしたくなる、子どもが生活する大変さとは

ぽん先生保育士

こんにちは!ぽん先生です。

「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、現在子育てや育児に関する情報の発信を行っている現役の保育士です。

今回は子どもたちが日常の生活でどのくらい大変な思いをしているのか実験した結果をご紹介していきたいと思います。

皆さんは子どもが失敗したのを怒ったことはありますか?

例えば、
・「自分でコップに牛乳を入れられるから!」と言いながら試して盛大にこぼす。
・荷物を「一人で持てる!」と言って引きずってボロボロにする。

みたいに、子どもと言えば失敗が付き物。

そして、そんな時はつい「やっぱり出来ないでしょ!」と叱りたくなってしまいますよね。

しかし、よくよく考えてみれば、世の中のほとんどのものは大人のサイズで作られているため、体の小さな子どもが上手く出来ないのは当然です。

とは言っても、どのくらい大変な思いをしているのかと想像したことのある方はほとんどいないと思います。

ということで、今回は私が2歳児だったらと仮定して、2歳児が感じる大きさの牛乳パックを作って、実際にコップに牛乳を注いでみました。

〜実験結果〜

全てを約1.9倍にして牛乳パックを作ってみました。

最初の印象は、とにかく体の全てを使って持ち上げなければならないということ。

腕の力だけでひょいと持ち上げられるいつもの牛乳パックとは大違いです。

また、今回は子どもの不器用さを再現するため、軍手を二重につけてから持ってみました。

つかみにくいだけでなく、子どもの握力を考えると手を滑らせて落としてしまったり、途中で疲れて落としてしまったりする気持ちがよく分かります。

牛乳パックを傾ける際にも、中の水分が揺れる勢いに耐えられず、何度も落としそうになり、ヒヤッとしました。

このように、大人にとってはこんなに単純な作業でも、子どもにとっては非常に体力を使う大変な作業なのです。

そのため、子どもの失敗は叱るのではなく、温かい目で見守ってもらえると嬉しいです。

いかがでしょうか?

動画では実際に1.9倍の牛乳パックを必死に作る様子から、コップに注ぐ様子までの全てが見られるので、より楽しく知りたい方は動画の方からご確認ください。

子どもの目線で世界を見つめてみると、とっても面白いですよ!

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保育士

東京都で働く保育士。「少しでも楽しい子育てを!」をモットーに活動中。

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