Yahoo!ニュース

【大阪市都島区】知れば暮らしが変わっていく…京橋中央商店街で「金継ぎ体験」ができます!

ぽんた地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

京橋中央商店街にあるカフェ『Sameshima Coffee Roastery ANGLER(アングラー)』の店頭で、2023年3月から月に一回「金継ぎスタンド」が開催されています。

「金継ぎスタンド」では、持ち込みの器の修理や、金継ぎ体験などができます。次回の予定は2023年6月17日(土)。

金継ぎとは、割れたり欠けたりして破損した部分を漆や金などの金属粉で直す修復技法のことです。世界各地で見られる器の修復ですが、日本の金継ぎは独自の美的感覚と技術の高さで、SDGsの流れや日本文化を含め注目を浴び、現在も金継ぎブームが継続中です。

器の修理依頼の持ち込みや、自分で(指導を受けながら)金継ぎする人などさまざまです。手ぶらで、箸置きを作成する「金継ぎ体験」もあって、

ちょっと磨きが足りません~
ちょっと磨きが足りません~

作ってきました~

選ぶのが楽しい~楽しすぎる~
選ぶのが楽しい~楽しすぎる~

陶片やシーグラスから好みのかけらを選んで金継ぎ体験、2,000円。

持ち込みの器の修理の依頼は、その品ごとに見積もりされています。私は手ぶらでしたので、体験を。本当は5年くらい細々と金継ぎしているのですが先生に教わるのは初めて…「まったくの初心者です(大嘘)」幸い立派な初心者として問題なかったようです。すごく親切に教えて頂けました。嬉しい(泣)。

色々な直し方があって、本で学んでいたのではわからなかったことが体験でよく理解できました。

思い入れのある器が蘇るのは嬉しいですね!陶器の修理が多いですが、ガラスのコップの修繕をしている方もおられました。作家ものでしょうか? 美しい器でした…

こちらの「金継ぎスタンド」を主宰されているのは、ジュエリーデザイナー、作家のコバヤシタカシさんで、古くから伝わる金継ぎを現代にアレンジした「現代金継ぎ」を提案されています。今年は京橋中央商店街で「金継ぎスタンド」を、誰もがふらりと立ち寄れる金継ぎの店として開催しておられますが、昨年は天神橋筋商店街で出店だったとのことです。

「小さなことですが、現代金継ぎで生活が変わりますよ。これを多くの人に知ってもらいたい。」

キズがただのキズで終わらず、いっそう美しいものとしてお直しされる金継ぎ。陶器の器はこわれものである以上、割れたり欠けたりすることは必至ですが、何度でも修復しそのたびに増す美しさ。美しい器と共に生活できる喜び~。

月に一度、Sameshima Coffee Roastery ANGLER(アングラー)さんの前に来られていますので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか~。

Sameshima Coffee Roastery ANGLER  大阪府大阪市都島区都島南通2丁目14−27

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

元教育ママのリアリスト。大企業と超零細企業を渡り歩き、天国と地獄を見た女と評されるも実際は地獄Aから地獄Bにスムーズに移行しているやけくそ人生。地域愛とZIGGY愛は誰にも負けません!

ぽんたの最近の記事