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早寝・4時起き!?暮らしに合わせて、しっくりくる時間の使い方を見つけよう

ぴょこぴょこぴ暮らしアドバイザー

こんにちは。
ぴょこぴょこぴです。

現在、私は子供と一緒に21時に眠り、朝4時に起きて家事を一気に終わらせるという生活をしています。

もともと、子供を寝かしつけて一緒に寝落ちして、夜中にまた起きて残った家事をやり、終わった頃には0時過ぎ…。

さらに夜中に何度か夜泣きで起こされて、しっかり眠れないまま、朝7時過ぎには家を出て、子どもを保育園に預けて出勤…という生活をしていました。

もちろん、疲労と睡眠不足でフラフラ。

これでは身体が持たない!と危機感を抱いて、時間の使い方を整えていきました。

私の体験談をお話しつつ、一日の時間の見直し方についてまとめました。
家事と育児、仕事の並立に悩まれている方に、なにかヒントになれば幸いです。

睡眠を軽んじていた若い頃と、睡眠不足で追い詰められた育児期

一日の時間の使い方を考える上で、最も大切なのは睡眠時間の確保だと思います。
まずは私の失敗談からご紹介します。

私は若い頃から夜ふかしの朝寝坊でした。

残業で夜遅く帰宅し、すぐに寝ればいいのに夜中の1時2時までダラダラと起きていて、朝はギリギリに飛び起きて、朝ごはんも食べずに駅まで走る生活(ひどいですね…)。

もちろん夜ふかししすぎの睡眠不足で、朝起きられなかったのです。

子供が生まれてからは、子供が中心の生活になりました。
「子供が中心」というと聞こえはいいですが、実際は子供に振り回される毎日。
子供が起きている間は、家事がほとんど進みませんでした。

冒頭にも書きましたが、なかなか寝ない子供を寝かしつけているうちに自分が寝てしまい、夜中に起きだして家事をすることに。

0時を過ぎてやっと布団に入っても、夜泣きで何度も起こされよく眠れない日々を過ごしていました。

体力の限界もあって、どうやったら睡眠時間を確保できるのかと真剣に考え始めました。

睡眠時間の確保は、最優先事項

「どうやったら睡眠時間を確保できるのか」の結論は、「しっかり寝るのは一日の最優先事項。何が何でも寝る」でした。

夜は「夕食を食べて、お風呂に入って、歯磨きする」だけはやりたいと思ったので、それだけやって、子供を寝かしつけながら一緒に寝ることにしました。

夕食作りが遅くなりそうなら、買ってきたもので済ませる。
キッチンの片付けや洗濯が終わらなかったら、夫にやってもらう。
夫もできない日は、朝やったり、週末につじつまをあわせたり…。

いろんなことを放り出して、とにかく寝ることをはじめたら、少しずつ元気がわいてきました。

早寝を続けていると、自然と早朝に目が覚めるようになりました

長い間、睡眠不足の生活をしていたせいか、早寝を始めても起きるのはいつもと同じギリギリ…という日が続いていました。

でも、ある日を境に早く目が覚めるように。

早く目が覚めても、ギリギリまで心地よい布団の中で過ごす日々を楽しんでいましたが、ある日ふと、起きてみようかなと思い、まだ暗い早朝に起き出してみました。

子供が生まれてから、家で一人時間を楽しむことはほとんどなくなっていたので、とても新鮮な時間。その日から早起きが楽しみに変わりました。

数日、ドラマを観たり、雑誌を読むなどして、早朝の一人時間を楽しんだ後、心にもゆとりが生まれ、時間の使い方をもっと見直したいという気持ちが生まれました。

(ただし、私がいないことに気がついた子供が泣きながら追いかけてくることもあり、毎日スムーズに言ったわけではありませんでした。)

動かせない予定を中心に、タイムテーブルを組み直す

時間を見直すときは、ノートやコピー用紙などを用意して、一日のタイムテーブルを書き込んでみることにしています。

直接書き込んでもいいですし、予定を移動させながら考えられるように付箋に書くのもいいと思います。

最初に書きこむのは「動かせない必須の予定」。

例えば…出勤時間、勤務時間、保育園・学童のお迎え時間、帰宅時間など。

次に書き込むのは「多少動かせるけれど、ほぼ固定で必要な予定」。

例えば…食事時間、入浴時間、自分の身支度時間、子供の身支度のお手伝いにかかる時間など。

残った時間に、残った家事などを割り振ります。
ここで大事なのは無理をして詰め込まないことです。

詰め込んでしまって、予定通りに進まないと、睡眠時間を削ってつじつまを合わせることになったり、子供にイライラしたり…(経験済みです)。

まずは睡眠時間を確保した上で、無理なくできるタイムテーブルを考えてみましょう。

無理なタイムテーブルを組まないために

「理想の家事」「必須じゃないけれど毎日やりたい家事」は、タイムテーブルが整って余裕が出てきてからはじめるのがオススメ。

まずは、残った時間でいかに無理なく家事をすすめるかを考えます。

例えば、「パートナーも巻き込んでスムーズな家事分担を考える」「朝ごはんは自分が作りやすいメニューに固定する」「掃除は週末だけにする」「洗濯は2日に1回にする」…など何かラクになる方法がないかを考えます。

食洗機、ロボット掃除機、衣類乾燥機など家電に頼るのも良し!副菜はスーパーのお惣菜に頼る、などもいいと思います。

タイムテーブルは何度変更してもOK!

考え出した一日のタイムテーブルを実践してみても、しっくり来ないこともあると思います。

その場合、また組み替えてみたり、ちょっとアレンジしてみたりして、少しずつ自分に合うように調整してみましょう。

理想のタイムテーブルが見つかっても、お子さんの成長や仕事の状況などによって、見直しが必要になることもあると思います。

柔軟に、ゆるーく整えていきましょう!

ゆとりができたら、家事にこだわったり、趣味を楽しんだり

一日にゆとりができてきたら、やりたい家事にこだわってみたり、趣味時間を確保したりして、より心地よいタイムテーブルに変更してみましょう。

ちなみに、私は早朝から一気に家事をすることが好き。
朝4時に起きたら、一気に一日の家事のほとんどをやっています。

また、キッチンの蛇口をピカピカに磨くのが好きで、キッチンを片付けるたびに磨いています。これは必要な家事というより、趣味の家事だと考えています。

早朝から家事をする一方、夜は苦手。
あまり動けないので、入浴してから寝るまでの時間はのんびりと過ごしています。

【朝家事ルーティン】1日をスムーズに始める、朝家事のすすめ

ご家庭の状況やライフステージによって、しっくりくる時間の使い方を見つけよう

必要に迫られて、必死にタイムテーブルを整えていた頃は、会社員で子供は1人。遠くまで電車通勤をしていました。

現在は在宅フリーランス。2人目も生まれて成長し、子供たちは8歳と5歳になりました。

当時とかなり状況は変わりましたが、暮らしが整ってゆとりが生まれたきっかけは、睡眠時間を確保して、タイムテーブルを必死に組み直したこと。

必要な睡眠時間や、適した時間の使い方は、その人やご家庭によってさまざまです。

早寝早起きが必ずしも正解ではありませんし、私もこの先、子供たちの成長によって、こんなに早く寝られなくなると思います。
その時その時で、柔軟に、しっくりくる時間の使い方を見つけていければと考えています。

読んでくださり、ありがとうございます。
よい一日になりますように。

*昨年の休園・登園自粛中は、ルーティンも大きく変わりました。その時々によって時間の使い方は変えています。

暮らしアドバイザー

4時起きルーティン家事、防災、掃除、収納など、暮らしの工夫をInstagramを中心に発信。「日常の動きの中で効率的に家事を行う」ことを意識して、暮らしを整えています。夫と小学生2人の娘と4人暮らし。著書『考えない家事』(主婦と生活社)。台湾版『家事常規化,無腦整理術』(采實文化事業股份有限公司)翻訳出版。Blessingから「1日を整えるノート」を発売。整理収納アドバイザー1級、クリンネスト1級、防災備蓄収納1級プランナー

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