こんにちは。
ぴょこぴょこぴです。

豪雨時に、下水の処理が追いつかなくなり、トイレが逆流することがあるってご存知ですか？

トイレから汚水が溢れ出してくる…
そんな事態は避けたいですよね。

豪雨のときに次の状況になったら、逆流の前兆の可能性が…。

・トイレから普段聞こえない「ゴボッゴボ」という音が聞こえる
・便器内の水位が上がってきた
・透明だった便器内の水が濁っている
・トイレの水を流しても流れにくい

トイレの逆流は「水のう」の設置をすることで、簡単に防止できます。
ぜひ、水のうの設置をして逆流を防ぎましょう。

設置と撤去の仕方をご紹介します。

レジ袋に水を入れて、水のうを作成

レジ袋やゴミ袋に水を入れます。

穴が空いていたり、破れたら大変なので、念のためレジ袋を二重にしました。

レジ袋の口をキュッと結べば完成です。

ゴミ袋を使って、水のうの撤去をラクに

水のうを便器の中に入れて、重さで栓をします。

ただ、水のうを直接入れてしまうと、便器内の水でびしょびしょになるので、撤去が大変。

そこで、ごみ袋を広げ便器に被せます。

写真で使用したのは、45リットルのゴミ袋。ピッタリのサイズでした。

ゴミ袋の上に、水のうを乗せます。

これで、水のうが便器や水に触れることはありません。

簡単！衛生的に水のうを撤去する方法

まずは、水のうを取り出します。

レジ袋も、中の水もきれいなので、そのまま持って行って洗面台などで水を捨てます。

続いて、便器に直接触れているゴミ袋も撤去。

そばにレジ袋かゴミ袋を開いて準備します。

念のため、使い捨ての手袋をして、ゴミ袋の真ん中をつかみます。

便器に触れて濡れた面が内側に来るように、丸めます。

これを、そばに準備しておいたゴミ袋の中に入れます。

手袋も外側が内側にひっくり返るように外して、一緒にゴミ袋へ。

ゴミ袋の口をキュッと結んで捨てて撤去が完了です。

手袋はしましたが、汚い部分に手は触れずに撤去できました。

トイレ以外の、逆流しそうな場所にも設置

トイレ以外も、下水道に繋がっている、低い位置の排水口も逆流が心配です。

例えば、お風呂や洗濯機の排水口。

念のため、そこにも水のうを乗せておくと安心です。

洗い場の排水口と…

浴槽内の排水口にも。

お風呂や洗濯機の排水口は、汚い場所ではないので、直接水のうを乗せています。

非常用トイレがあると、より安心

トイレが使えなくなったときのために、非常用トイレの備蓄があると安心。

防災用品の非常用トイレがあると安心ですが、レジ袋やゴミ袋の中に、ペットシーツや広げたオムツ、新聞紙などを入れて代用することも可能です。

また、防臭袋があると、処分するときの悪臭対策になるのでオススメです。

ぜひ、平常時に練習してみよう！

トイレの水のうは、ゴミ袋やレジ袋があればすぐに設置できます。

家にあるものでできるので、平常時に練習してみましょう！

トイレが逆流するほどの豪雨って、危険だし、とても不安になると思います。

自分で設置してみると、いざというときに慌てずに対応できるので、ぜひ一度やってみてください。

非常時は、身を守ることを最優先に

トイレが逆流するほどの豪雨は、避難が必要になる場合も。

高台の避難所に早めに避難したり、自宅の二階や三階への垂直避難など、身を守る行動を最優先に行動してください。

水のうは余裕がある場合のみ、設置しましょう。

読んでくださり、ありがとうございました。
よい一日になりますように。

--------------------------------------------

《ぴょこぴょこぴの関連記事・SNS》
・関連記事：【トイレの汚水逆流対策】水嚢（すいのう）で豪雨時のトイレ逆流を防ぐ方法。設置から撤去まで。〈外部リンク〉
・Instagram：豪雨時の、トイレの汚水逆流対策〈外部リンク〉
・Instagramリール：豪雨時の、トイレの逆流防止法〈外部リンク〉