■武蔵新城の『煮干しらーめん田中にぼる』さんにお邪魔してきました。

創業は2021年6月で、ここの物件は非常に入れ替わりの激しいことで有名でした。

私が、ここ１０年追っているだけでも『らーめん兜→麺屋かぶる→ぶたやま→蔵の正宗』ととっかえひっかえ入れ替わる状況でした。

そんな中、負のスパイラルに終止符を打うであろう、お店が今回ご紹介する『田中にぼる』さんです。

近年引退された八王子の人気煮干し店『ラーメン圓』で出身された経歴を持ち、煮干しラーメン×自家製麺で唯一無二の一杯を提供してくれます。

尚、現在営業している『ラーメン圓』は『鏡花』が引き継がれて運営しており、全く別物になっております。

南武線『武蔵新城駅』から徒歩４分ほどの場所にお店を構えます。

外観

南部沿線道路沿いに位置しており、シックな紺の看板が可愛いさとかっこよさを感じ取れます。

オープンから１０回以上伺っていたのですが、なんと訪問はちょうど１年ぶり....内装が完全リフォームされ、席はゆったりしつつ、カッコいい内装に進化していました！

券売機

大きく分けると、『古式煮干し』と『百尾煮干し』に分かれ、簡単に表現すれば前者が端麗系、後者が濃厚といったところ

『古式煮干し』は『塩バター』味もあります。その他には『つけ麺』や勢力的に『限定メニュー』も取り組まれています。

『らーめんの前のらーめん』というユニークなメニューも存在します。

メニュー

替玉(味付き替玉)も種類豊富でごはんもの、トッピングなども豊かでした。

看板

細かいメニュー説明だけでなく、ビジュアルも事前にわかるように店外に設置しております。

限定メニュー

今回の限定ラーメンは『豚骨煮干しらーめんヘビー』で本日はこちらと『基本の替え玉』をお願いしました。

ラーメン

去年の１周年も豪華絢爛でいたが、今年も素晴らしかったです。そして並々にそそがれた濃厚そうなスープも食欲がそそられます。

麺リフト

自家製麺らしく、低加水ストレートポキポキ麺ではなく、熟成させているからでしょうか、滑らかさも増して、唯一無二の麺です。

お店からは『春よ恋、きたほなみなどの４種類の独自ブレンド、硬度０の完全飲水と箕輪ファーム赤玉たまご、低加水１１度で２日熟成』と表記があり、かなり細かく解説してくれています。

スープ

もう一目見るだけで濃厚さが伺えるスープです。メニュー名の通り、

『豚骨』と『煮干し』がお互いをかき消すこともなく、踊り合い、まさにシナジー効果で病みつきなスープと化していました。

トッピング

お店Twitterによると『チャーシュー、ネギミックス、生キクラゲのアチャール、海老芋の出汁煮の素揚げ、大根の煮物、煮干しの酢漬け、辛味噌』とのことです。

どれも美味しかったですが、大根は非常に柔らかく、キクラゲ、辛みそが個人的には特に美味しかったです。

替え玉

先ず、麺量もしっかりあって、味付け付きで１５０円というのはお値打ちすぎます。

そのまま食べても良し、つけ麺風にラーメンのスープに漬けても美味しです。

特製にぼり

今回は注文しませんでしたが、１～１０分(イチブ～ジュウブ)で濃度が選べ、追いニボシの様なものを無料で追加することが可能です。

最後に

いつも有難く頂戴している『ワンちゃんようのニボシ』はいつも食べきれないくらい頂けます。

最近はお願いしていないですが、『煮干し』や『仕込み水』など試せるサービスもあります。

店内をリニューアルされ、3月には『藤沢駅』に『煮干しらーめん波乃にぼる』として２号店もオープンさせています。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いですね。今後に注目です。

店舗情報