■大鳥居の『横浜家系ラーメン上々家』さんにお邪魔してきました。

コチラのお店は1988年に『六角家羽田店』として始まり、2013年に『上々家』として独立オープンしました。

『六角家』と言えば『吉村家』『本牧家』と共に『家系御三家』として称され一世を風靡しましたが、

2020年に破産宣告、『六角家』の名が残るのは『戸塚店』のみで枯凋したことは否めない現状です。

そんな古豪の意思を繋ぐこちらのお店は、京急線『大鳥居駅』から徒歩5分のアクセスに加えてなんと、東京都内にも関わらず、駐車場が3台分用意されています。

外観　

マンションの1階に位置しており、赤い看板が環八沿いに目立ちます。以前は店先に灰皿を用意していたそうですが、撤去されたようです。配慮は大切ですね。

店頭には11:00～24:00までと表記されていますが、張り紙には22:00までとあるのでご注意ください。

店内には4人掛けのテーブルが2脚、6人掛けのテーブルも2脚あり、子ども用の椅子まで準備しており、子連れでもファミリーもウェルカムになっております。

券売機

基本は『ラーメン』と『つけめん』の構成で人気メニューの『キャベチャー』などはなんと100円で提供してくれます。限定のスモークチャーシューも存在に気付かず、頼みそびれました泣

今回は『中盛ラーメン』を『麺カタメ・味コイメ』でお願いをしました。尚、現在は『アブラ多め』は中止しております。

ラーメン

六角家系と言えばこの鮮やかな水色のどんぶりです。パッと見ただけでわかる美味しい家系のビジュアルです。

麺リフト

安心安全な『酒井製麺』ですが、他の家系ラーメンと圧倒的に異なるのが『麺カタメ』がかなり硬めの出来具合でした。私はかなり好みでしたが、人によっては異なると思うので注意が必要かもしれません。

ちなみに『酒井製麵』が美味しく食べられるのは『麺柔らかめ』だとも言われています。尚、短めの平打ち麺で、短めの茹で時間なので普段の酒井製麺よりかなり細く感じます。

スープ

マイルド系のスープにも関わらず豚骨出汁が素晴らしく、ほんのり香る獣臭も絶妙でした。カエシの醤油のバランスも素晴らしく拍手喝采です！

トッピング

価格高騰の中、ほうれん草をなくしたり、海苔を1枚にしたりするお店もある中、信じられないくらいの大きさかつ厚みのあるチャーシューで驚きました。

ほうれん草の量も多めで海苔もしっかり3枚添えてありました。

卓上調味料

ニンニク、ショウガ、豆板醬を始め、餃子用の醤油、酢、辣油、ブラックペッパー、白ごまで粗挽き唐辛子までありました。

いつも通り、『ショウガ』で気持ちよく味変させて頂きました。

最後に

店内は広く、テーブルもあり清潔感もあります。また、店員さんの活気もあり、全てにおいてブラボーを届けたいです（笑）

となりの席のおっちゃんは帰り際に絶賛の声を5言くらいかけてました(早口で店員さん聞こえていませんでしたが...)

店舗情報