川崎市幸区は川崎区、中原区と横浜市鶴見区が隣接するエリアで、主として南武線に沿ったエリアとなっております。

そんなエリアのラーメンをなるべく簡潔にまとめてみました。

ただ、個人的な主観が入っているので、お気軽にご覧ください。

※矢向駅の自家製麺浜一を推したかったですが、実は横浜市鶴見区です。

後編では、16店舗のうちの残りの8店舗をご紹介いたします。

大﨑家(鹿島田駅)

『桂家』『輝道家』出身で本格的な家系ラーメンを楽しめるお店です。

もともと非常に入れ替わりの激しい店舗で、軌道に乗っており人気を博しています。

ライスは100円で食べ放題と太っ腹なサービスを実施しています。

麺は家系ラーメンの王道『酒井製麺』の平打ちで、かなり硬めの茹で具合でした。

スープは醤油先行かつ豚骨出汁がガツンと感じられパンチがあります。デフォで鶏油多めなのもいいですね。

刻み生姜を最後に味変として楽しませて頂きました。

自家製麺麺でる川崎808ism(鹿島田駅)

『麺でる』と言えば、『田園調布本店』をはじめとして、『戸越公園/南大沢/多摩センター/相模原/川崎』と店舗展開しており

それぞれの店舗で特徴が異なり、美味しい『二郎系インスパイア』を提供してくれるお店です。

川崎店は2019年にオープンし、店員さんは刷新されていますが、現在も人気のお店です。

自家製麺の極太麺が特徴的で、ラーメンによって麺を変えていたりとこだわりを感じられます。

極太チャーシューやパンチの効いたスープもハマる人続出です。

中華そばおかべ(川崎駅)

ビジネスホテルの1階にお店を構え、一見ここで合っているのか初めての人は困惑するかもしれません。

1番の売りは『魚介豚骨つけ麺』でシンプルながらも味わい深く、人気の一品となっております。

現在は平日のランチ営業のみなのでややハードルがあがっています。

ツルっとした丸みを帯びた加水率高めの麺が食べやすいスッと胃袋に入ります。

つけ汁も酸味をちょっぴり感じる、魚介ベースとなっており麺との絡みもいいです。

栗山製麺ラゾーナ川崎プラザ店(川崎駅)

元の名前は『仁鍛』という名前で白楽に始まり、現在は『くり山』として人気を博しております。

流石にフードコートということで本店の様なクオリティには達しませんが、

ショッピングしながら食べることのできる『つけ麺』として気軽に楽しめるお店だと思います。

麺はスクエア型の太麺のストレート、つけ汁はオーソドックスの魚介豚骨で安定感があります。

横田家(矢向)

2019年に『介一家成瀬店』の出身の方がオープンさせたお店です。※成瀬店は現在閉店

最寄り駅はありませんが、実は美味しい家系ラーメンが食べることができる名店です。

丸山製麺の断面的なウェーブ麺、ややざらつきがあって丸山製麺らしい美味しい麺でした。

スープはほんのりとした甘みと、豚骨出汁がしっかり出ていて美味しかったです。鶏油感は控えめでした。

麺屋めんりゅう(川崎駅)

こちらのお店は2012年創業、家系ラーメンに重大な影響を与えた『介一家』系譜で、店名は港北区にある『介一家うりゅう』に由来があると言われています。

そして、2023年1月に店内リニューアルオープンを果たした次第です。

中太麺のスクエア型のストレートで硬めの茹で具合がズバッといけるタイプの麺です。

スープは豚骨出汁は控えめですが、カエシの醤油はしっかりめで刺激的でした。

チャーシューは大判で、ほうれん草のボリュームは多め、ネギも1ヶ所に添えてあり、海苔は3枚付いていました。

麺童虎徹(新川崎駅)

新川崎駅からはやや距離が離れていますが、尻手黒川道路沿いにある人気店です。

ベースは家系ですが、味噌豚骨など様々な種類が楽しめます。

川崎鶴見エリアに多い『大橋製麺』のモチモチ中太麺、動物出汁がしっかり感じられる濃厚豚骨味噌でまとめられています。

ヤサイはしっかり炒められており、シャキシャキがトロミのあるスープと絡みます。

舎鈴(矢向駅)

『六厘舎』も経営する『松富士食品』が平成17年創業、自動的に『六厘舎』とも姉妹関係に位置します。

尚、東京神奈川千葉埼玉で５３店舗ほど展開しており、気軽に食べられるつけ麺屋さんとして人気を博しています。

その中でも、尻手黒川沿いにある『クロスガーデン』という商業施設の一角にあるこちらです。

つけ麺のように太くスクエア型の麺でした。氷水でしっかり絞められおり、美味しい麺でした。

氷で薄まること、麺が太麺などを考慮しているのか、スープだけで頂くとしょっぱいです（笑）

ただ、麺だけで食べると丁度いい塩梅になっていました。なので結果的にいい感じのスープです。

以上となります。最近、焼肉店で間借り営業している『時は豚なり』という二郎系インスパイアの新店も気になっております。