どのラーメンも美味しく、甲乙つけがたいところですが、2023年食べたラーメンの中で、個人的にお気に入りのラーメンを簡潔にまとめました。

僭越ながら、下記の10部門に分けて、発表していく予定です。公開中のリンクを貼っておきます。

醤油[公開中]

塩[公開中]

味噌[公開中]

つけ麺[公開中]

家系

二郎系/二郎[公開中]

淡麗煮干[公開中]

濃厚煮干

MIX[公開中]

オリジナル[公開中]

今回は『濃厚煮干』をご紹介させていただきます。

あくまで2023年に私が食べたラーメンの中からのお気に入り麺なので、ご容赦ください。

※豚骨部門、その他は2023年あまり食べていないので割愛させて頂きます。

■煮干中華そば専門煮干丸(埼玉県大宮駅)

2017年に川越市の『中村屋総本山』の2号店としてオープンしたコチラのお店です。

『煮干専門店』として大宮駅で確固たる地位を築いています。

煮干しば、濃厚煮干そば、煮干そば(白醤油)は全て850円均一で大盛はなんと280gまで増量無料サービスです。

[麺]

自家製麺の中細麺低加水ストレートはポキ感と力強さを兼ね備えた美味しい麺でした。

デフォでも硬めの茹で具合なので、よっぽどのことがない限りそのままでいいと思います。

[スープ]

『伊吹いりこ』をふんだんに使われており、エグミは抑えられた一般ウケするくらいの濃厚さが丁度いいです。

[トッピング]

ほろほろに柔らかいチャーシュー、岩海苔、ネギが添えてありました。

■中華そば屋伊藤(東京都王子神谷駅)

1988年、秋田県に『自家製麺 伊藤』というお店が生まれ、『煮干ラーメン』で人気を博し、

そこの店主の弟さんが2004年に東京に『中華そば屋伊藤』をオープンしました。

また息子さんは東京に『自家製麺 伊藤』として『赤羽/銀座/神田』などに店舗展開しており、親族で『煮干しラーメン』を世に広めてくれている一家です。

メニューはそば、肉そばのシンプルな構成となっております。

[麺]

『自家製麺』で丸みを帯びた、低加水ストレートでポキッとした歯応えが非常に美味しいです。

[スープ]

低価格の為、スープの量は控えめなものの、スープのクオリティを下げるよりよっぽどいいことだと思います。

ビター感を残しつつも、誰が食べても美味しい煮干しスープにまとまっていました。

[トッピング]

ネギのみのシンプルで、卓上調味料として一味と胡椒が置いてありました。

■NIBOSHIMANIA(東京都蒲田駅)

2022年9月オープンで横浜で大人気の『ノ貫』さん出身。創業以来大人気を誇るお店です

毎度変わる限定メニューが魅力的で、どれも美味しそうなラインナップで人気の秘訣となっております。

[麺]

細麺低加水ストレート麺、ポキッとした触感が心地よく間違いない麺に惚れ惚れします。

[スープ]

メニューには【長崎異種/藤五郎鰯/エソ/ヒイラギ/念仏鯛/ママカリ/イサキ/舌鮃】の表記がありまさにヘテロジニアス(混成の)

動物系不使用なスープで、言葉に表すのが難しいくらい濃密な煮干しスープが楽しめます。ビター感がまた良しです。

[トッピング]

大判な低温調理チャーシュー、たまねぎが濃厚な煮干しスープのアクセントとして大活躍で最高でした。

■煮干しラーメンゼクウ(群馬県桐生球場前駅)

群馬県で1番有名な煮干ラーメン店といえば『芝浜』の名をよく耳にしますが、

芝浜出身の『ゼクウ』は2021年オープンで、注目度が高い煮干ラーメン店です。

朝7時から営業しており、多種多様な煮干しラーメンが食べられることも人気の一つです。

[麺]

芝浜で製麺された麺は低加水のストレートで、流行りのポキ麺とは異なり個性がしっかり確率された美味しい麺でした。

[スープ]

カエシは『醤油と塩』から選ぶことができ、今回は『醤油』でお願いしました。

エグミは抑えられており、甘味も感じられるスープでした。

[トッピング]

チャーシューは大きいだけでなく、厚さもしっかりあってインパクトだけでなくジューシーで非常に美味しかったです。

アクセントになる玉ねぎもいい感じでした。

■成CH(神奈川県仲町台駅)

完全無化調のラーメン屋さんとして、横浜市港北区に2018年に創業以来、ハマった人は抜け出せない『拉麺成』の２号店です。

[麺]

自家製麺の細麺全粒粉ストレートがズバッと美味しです。濃厚なスープと良く絡みます。

[スープ]

毎回配合が変わるスープは煮干しベースにアブラも煮干し油を使った濃厚だけで、スッキリ感もありました。

[トッピング]

3種のお肉に味玉、牛蒡、青唐辛子などユニークに富んだトッピングが魅力的です。

■中華そば児ノ木(東京都下落合駅)

居酒屋からの業態変更で2013年にオープンです。

当初は『燕三条系ラーメン』を軸に展開されていましたが、現在は『純煮干しそば』が人気を博し、雑誌等各方面から高い評価をうけています。

[麺]

菅野製麺所の130g、低加水の細麺ストレートのポキポキ麺で王道の麺が最高に美味しいです。

[スープ]

スープは程よい苦味と濃厚なだけどサラッとしたタイプでした。

スープの量は少なめでしたが、価格高騰の渦中、煮干し専門店は大変でしょう。

[トッピング]

鶏と豚がそれぞれ入っており、玉ねぎがアクセントになってました。

卓上調味料としてブラックペッパー、一味唐辛子、オリジナル煮干し酢が添えてありました。

錦糸町中華そばさん式(東京都錦糸町駅)

本郷三丁目の『麺屋ねむ瑠』の店長も務めた方が2022年6月に独立オープンしたお店です。

清潔感溢れる店内とホスピタリティのある接客も魅了の一つです。言葉には表しにくいですが、訪問してみれば体験できる感覚です。

[麺]

『菅野製麺所』の中太ちぢれ麺でもちもちした食感が美味しく、スープとの絡みも非常に美味しかったです。

[スープ]

烏賊煮干しスープは濃厚だけどエグみは抑えられており、コクを演出してくれる背脂も上質で美味しかったです。

[トッピング]

炙りチャーシューの存在感が強く、柚子皮を途中で噛むといいアクセントになりました。

玉ねぎや岩海苔、めんまなどのバランスも非常に良かったです。

以上が2023年に食べた端麗煮干部門の個人的マイベストになります。

他の部門もお楽しみに！！

(残りは、家系)