大名のラーメン居酒屋

福岡大名の路地の一角、雁林町通りにある「麵屋 わがもん」。昨年オープンしたようです。夕方17時～深夜4時まで営業の、お酒や料理も楽しめてラーメンで〆れるラーメン居酒屋です。夜は特に賑わう大名のビルの１Fに、インパクトのある大きな暖簾が掲げられています。そしてその横にお店の入口が。

店内は中華な雰囲気でアジアンテイストも感じられるお洒落な空間。カウンターもテーブルも奥行きがあり、感覚も広めなのでゆったりとくつろげます。照明も可愛いですね。

和風の雰囲気な小上がりの座敷席もお洒落ですね。その他テーブル席もあり、広々と席数も多いです。お一人様からグループでの利用まで幅広く利用できます。女子会やデートなんかでも良い雰囲気。

みそらぁ～めん

看板メニューのひとつ、みそらぁ～めん。福岡では珍しい本格的な北海道味噌らーめんです。もやしにネギにメンマ。厚切りのチャーシューに真ん中にはおろし生姜。
この味噌らーめんには、お店のモットーでもある「不易流行」という思いから、日本の伝統でもある「味噌」を未来に伝えるため、現代の形として提供しているという思いもあるそうです。

この立体感があるフォルムと、深めの丼のデザインもこだわりを感じます。

厳選した４種類の味噌をブレンドし、山椒など数種類のスパイスを加えた味噌ダレと、スープには黒薩摩鶏、博多一番鶏、豚骨を配合した旨味ある濃厚なスープ。チャーシューにのっている生姜は食べ進めながら少しずつ溶かしていくと、さっぱりとした味わいになり、また違う風味を楽しめます。

豚骨と鶏の割合が7：3の北海道味噌らーめんの王道配合。ほんのり甘さも感じながら濃厚な味わい。しかしながら、さっぱりと後味もスッキリ。飽きがこない口当たりの良い味わいのスープです。とろっとした仕上がりと味噌の風味が心地よい。

厚切りのチャーシューは歯応えもありながら柔らかく、味わいも美味しく食べ応えあります。

製麵屋慶史の特注麺は、２種の小麦をしようしているという中太のちぢれ麵。ツルっとした喉越しとコシのある食感は、濃厚スープとの相性バッチリ。

肉肉しゅうまい

サイドメニューも充実。おススメのひとつ、自家製焼売。口の中でジュワっと肉汁があふれ、まさに肉そのものを食べているような感覚。国産豚肩ロースと豚バラを使い、ひとつひとつ手包みした職人技の逸品。通常の３倍もある美味しく食べ応えある焼売です。

麻婆豆腐

女性人気も高いという麻婆豆腐。土鍋で熱々の仕上がりです。サイズもそこまで大きいサイズではなく、サラリといただけます。お酒のアテにもよく合うメニュー。

辛味も程よく、山椒の風味がとても良い感じ。熱々でいただけるのはとっても美味しいですね。

玉子焼き

こちらも人気が高いという玉子焼き。綺麗に焼きあがり、マヨネーズを少しつけても美味しい。

味わいがというより、玉子の旨味をストレートに出している感じ。シンプルな味わいこそが一番美味しいのかもしれません。

一口サイズに切ってあるのも食べやすくて良いです。

わがもんプレミアムサワー

ドリンクメニューも豊富です。ビールにハイボール、焼酎にサワー。そしてなんと、オリジナルシャンパンなんかもあります。こちらはわがもんプレミアムサワーの巨峰です。巨峰の味わい美味しいサワーに、シャーベットがのっています。なんだかデザート感覚にも思えます。

ハイボール

一杯目はスカッとハイボール。美味しいですね。

テーブル席もこのように。ゆっくりとお酒を飲みながら、あるいは〆の一杯、またまたちょい飲みでも、いろんなシチュエーションで楽しめそうです。

このインパクトある暖簾からも感じる、メニューからお店の造りまで、隅々からこだわりを感じるお店。深夜４時までの営業しているのも嬉しい。いろんな楽しみ方ができる、大名の素敵なお店です。

麺屋 わがもん 大名本店