お店の入口にある電柱が邪魔なので「でんじゃま」。それは特製のチゲ味噌を石鍋で煮込んだ新感覚ラーメン。
なんというネーミング
福岡市東区の社領に2022年4月にオープンしたお店。以前はヤマザキ¥ショップだったのですが、そこを改装してオープン。またお店のネーミングが面白すぎる。
お店の入り口前にある電柱が邪魔やねぇ・・・でんちゅうじゃまやね・・・
そして「でんじゃま」という名前になったそうです。
まずはこのネーミングセンスに脱帽です。確かにお店の入口に電柱。
こちらはお店の側面。以前のヤマザキ¥ショップの看板らしきものが。もしかしたら、以前の入口はこっちだったんじゃね、なんて思ってしまいます(笑)。カウンターだけのお店で5〜6人しか入れないのですが、お客さんは次から次へと。オープンして約1年半、あれよあれよという間に行列ができる大人気店へ。
チゲそば でんじゃま
でんじゃまのメニューはチゲそばのみ。
チゲそばとは、シロちゃん(ホルモン)、卵、ニラ、キムチ、ラーメン、特製のチゲ味噌を石鍋で煮込んだメニュー。焼肉店をやっていたという大将がこだわり抜いて編み出したという新感覚のメニューです。このように、土鍋で熱々のチゲそばと白ごはんがセットになっています。
特製チゲ味噌とは、厳選した韓国の甘口唐辛子と九州の合わせこうじ味噌、ニンニク、ゴマ、魚醤を独自の配合でブレンドしたもの。この特製チゲ味噌が味のベースとなり、美味しくもあり辛くもあり、病みつきになる味わいです。
そしてボルトという特製を加えて辛さを増すことができます。画像は5ボルトですが(ボルトを増やすのは有料です)100ボルト以上もできるのだとか。もちろん自己責任で。ただこのボルトも辛いの好きなら少しずつ増やしてみても、辛いけど病みつきになる美味しさ。
しろちゃんとは、ホルモン(小腸)のこと。国産黒毛和牛のホルモンを丁寧に下処理をした臭みのないプリプリ食感の美味しいホルモン。脂っぽさを感じることもなく、ホルモンから出る旨味とコクがチゲ味噌スープに溶け込み、このチゲそばがまた美味しくなるのです。
博多ラーメンでは老舗で有名な宝フーズの麺を使い、細平打ち麺を使用。これがまたコシがありチゲスープと絶妙に絡み合う。
アツアツな温度、も美味しさの秘訣。石鍋でグツグツと煮込まれているので最後まで冷めない。このビジュアルもまた素敵なのです。
セットでついているご飯にもこだわり。厳選されたお米を使用しているというのでそのままでも美味しい。そのお米を土鍋にドボン。最後のチゲスープを余すことなく味わえるという最高の〆です。
このように脇の白ご飯をどういただくかも悩みどころ。もうこのセットは最高ですね。
土鍋にドボンではなく、逆にお茶碗にしろちゃんや卵を盛り付け。スープをかければミニチゲ丼の完成。これもまた美味い。ご飯を使っていろんなアレンジができるのも面白い。
アツアツの美味しいチゲそば、スープまで完食です。ごちそうさまでした。
でんじゃまというお店のこのシルエット。ネーミングセンスからオリジナルメニューまでセンスしか感じない。そして食べれば病みつきに。そんな素敵なお店は、今日も行列覚悟の人気店です。
元祖チゲそば専門店 でんじゃま
住所:福岡県福岡市東区社領2丁目10−8
営業時間:11時00分~14時30分
18時00分~21時00分
定休日:水曜日
駐車場:有