行列ができる「令和の中華そば」

大阪市内の南森町にある行列ができる中華そばのお店。「小麦生まれ、麺育ち。」という、なんとインパクトのあるネーミング。「令和の中華そば」というキャッチフレーズで大人気のようです。

店名にもある通り、小麦にこだわった自家製麺がウリの絶品中華そばがメインのようで、鶏白湯もあるようです。

南森町駅から通りを歩いて数分の場所。白く明るい大きな看板が目印です。木目調の和風な佇まいが落ち着いた感じのお店ですね。

こだわりの食材

こちらのお店、食材へのこだわりがすごい。それは麺だけではないのです。

まずは麺ですが、北海道を代表する小麦「春よ恋」を100%使用。さらにスープには厳選された国産地鶏をベースとしながら、豚や香味野菜も使いじっくりと抽出。あわせる醤油ダレには、これまた各地の厳選された醤油を組み合わせ、昆布の旨味も加えているとのこと。

さらには、いりこや秋刀魚に貝柱など、様々な魚介の乾物をスープの味わいに加えているというこだわり。厳選された様々な食材をふんだんに使った、まさにこだわりの一杯です。

特製中華そば

メインの中華そばの特製をいただきました。特製には豚バラ、豚肩ロース、海苔、味玉、メンマがトッピングされ豪華な仕上がり。着丼とともに醤油の香り漂う上品な仕上がりです。透き通るスープがとても綺麗です。ちょっとレアな豚肩ロースのチャーシューもまた美味しいのです。

このスープの出汁と醤油の旨味がたまらない。鶏の旨味と魚介の旨味がバランスよく絡み、醤油の味わいがまた絶品。濃いめでもなく、薄味でもなく、塩味ほどよく感じる醤油の旨味が味を引き立てます。この奥深い味わいは、こだわりの食材の旨味があるからこそでしょうね。

店名にもある小麦にこだわった自家製麺。香り良き麺は、ツルツルっと喉越し良く、コシや食感も抜群。この味わい深いスープに見事に絡みます。また、メンマやネギなどのトッピングも美味しい。味玉は後半にペロリといただきます。

店内はカウンター席とテーブル席。コンパクトながら綺麗でスタイリッシュな感じです。テーブルや椅子の木目調が落ち着きますね。

大阪でいただく、これぞ令和の中華そば。麺からスープまでこだわり抜いた素晴らしい逸品です。また、期間限定メニューなんかも提供しているので、そちらもチェックですね。

小麦生まれ、麺育ち。