鍋料理の専門店

薬院駅から徒歩数分。抜群のアクセスにある鍋料理の専門店。もつ鍋をはじめ鍋料理が名物でもある博多。そんな街で美味しいお鍋をいただけるお店のひとつです。ビルの1階に和風の佇まい。一品メニューも美味しくお酒もいただける「鍋と酒菜 はま岡」。ただ、このお店のランチタイムのみ提供している、醤油と塩のらぁめんが話題で大人気。ランチタイムはすぐ満席になり、行列ができる人気店です。

お店に入ると、コンクリート打ちぱっなしの壁面ながら、照明やテーブル席はモダンな和風。この造りがお洒落ですね。綺麗な店内は落ち着ける雰囲気。ランチタイムも良いですが、ディナータイムのお鍋はゆっくり美味しくいただけそうです。

ランチメニューの「らぁめん」

醤油らぁめん

醤油の色合いもよく美味しいそうです。白ネギがお洒落で、ほうれん草にチャーシューが2枚トッピングされています。すごく上品で丁寧な仕上がりですね、

醤油の香り良く、鶏ガラベースでしょうか。さっぱりといただけます。この白ねぎのシャキシャキとした食感がたまりません。この深みあるスープの味わいは、鶏だけでなく他にも組み合わせているようです。ほのかに感じる魚介系の旨味がまた味を引き立たせます。

麺は製麺屋慶史です。これもまたこだわりの特注麵ですね。醤油の味わいのスープにバッチリな、中細くらいのストレート麺です。醤油系ではこの細さは珍しいかもしれません。

九州ならではの少し甘めの醤油の味わいも良く、後味もスッキリとして美味しい。飲み干せるスープですね。

そして美味しいのがこのチャーシューです。ひとつは豚バラでしょうか。ボリュームがあり豪快なチャーシュー。

そしてもう一つが鶏むね肉のチャーシュー。鶏肉の旨味がしっかりと伝わる美味しさです。

カレー和え玉

なんと言っても、「はま岡」の楽しみはここから。麺を食べ終えると、替玉ならぬ和え玉があるんです。その一つがカレー和え玉。なんと麺の上に特製のカレールーが。そして和える出汁のカレー風味。

スパイスの香り良きカレーを麺と絡めて、まずはそのままいただいてみます。これだけでも美味しい。

そして麺を食べ終えた醤油スープの中に投入、これがまた美味いのです。一気にカレーの味わいが広がりますが、ベースのスープの出汁と絶妙に絡む味わいはクセになりそう。ちなみにこのカレー和え玉は、醤油でも塩でもどちらでもいけますよ。

塩らぁめん

もう一つのメニューの「塩らぁめん」。こちらもチャーシュー2枚に白ねぎとほうれん草のトッピング。麺まで映る透き通るスープがとても綺麗です。

醤油に比べると、より出汁の味わいがくっきりと鮮明に。強みなく優しい味わいの塩味が、出汁の魚介の風味を引き立て深みある味わいに。これはさっぱりと美味しくいただけるスープです。

優しい味わいの中に麺の主張もしっかりと。中細サイズのストレート麺はコシも程よくスルスルっといただけます。

煮干し和え玉

もうひとつの和え玉が「煮干し和え玉」です。こちらは煮干しペーストが乗っていて、混ぜ合わせてスープに投入。ニボの風味がスープをグッと引き締め、これまた美味しくいただけます。

咖喱らぁめん

こちらは限定麵の「咖喱らぁめん」です。常時あるメニューではありませんが、以前いただいてとっても美味しかったメニュー。カレーのスープに白ネギが映え、てっぺんには蓮根揚げとミニトマト。とっても素敵なビジュアルに香り。見るからに美味しそうです。

カレーの風味が良く、ただスープはサラリ。程よいスパイスの味わいが良く、出汁が美味いからカレーとも良く合う。このカレー風味にも細めの麺はバッチリです。限定メニューでしたが、また復活してくれると嬉しいですね。

ラーメン王国の福岡で、これはまた非豚骨の絶品ラーメン。そして貴重なランチタイムのみのメニュー。らぁめんそのものも美味しいですが、カレーや煮干しの和え玉も楽しめる、いただく価値満載のお店です。

鍋と酒菜 はま岡