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透き通る清湯スープは淡麗仕上げ。長崎産と瀬戸内産を使用した、醤油の味わい良き絶品の煮干しそば。

ラーログ/福岡グルメレポートインスタグラマー/グルメライター

博多の人気店が贈る煮干しそば

「中華そば かなで」というと、もともと春日の濃厚豚骨「かなで食堂」にはじまり、東比恵に展開。そして3店舗目がこちらの流通センター内に2022年にオープンしました。東比恵は「鶏だし編」、そして新たな挑戦として「煮干し編」と展開しています。それぞれのお店が、濃厚豚骨、鶏だし、そして煮干しと違うブランドで営業している博多では斬新なお店です。

その煮干しをベースとする「煮干し編」へお伺いしてみました。福岡市東区の多の津というエリアにある、流通センターというところにお店はあります。

2階建ての建物を2階にのぼればお店があります。店内はすごく綺麗でお洒落。ラーメン屋さんとは思えないような雰囲気。カウンター席とテーブル席があり、洋食屋さんといった感じにも思えます。

壁面もお洒落なデザイン。良きランチタイムが過ごせそうな雰囲気で、落ち着けるテーブル席ですね。

淡麗煮干しそば

メインメニューの煮干しそばです。トッピングがまたお洒落ですね。シソやワカメ、そして真ん中にはドライトマト。さっぱりとした仕上がりです。博多の麵メニューではあまり見かけない感じの独特なメニュー。

素晴らしい透き通るスープです。もちろん無添加、長崎産と瀬戸内産の煮干しをベースに、シイタケと昆布も使った出汁。そこに絡む醤油ダレがまた美味い。奥深い煮干しの出汁の味わいに醬油の味わい良き、さっぱりとそれぞれの食材の旨味が凝縮されたスープです。

少し太めのモチモチ麺が、食感も良く味わいも良い。さっぱりとしたスープにしっかりと主張する麺の美味さも、またこの一杯の味わいを深めていきます。

豚バラを使っているというボリューム満点のチャーシュー。低音仕上げの柔らかい食感に、タレの旨味がしっかりと伝わります。このチャーシューは絶品だ。

いただくお水も、濃縮プーアル茶を用意。細かなところにも気配りを感じます。煮干しそばもあっさりとヘルシーなんですが、さらにプーアル茶の効能もいただけます。これは特に女性には嬉しいサービスではないでしょうか。

壁面に描かれたパリのイラストも可愛くてお洒落ですね。

豚骨から鶏だしときて、さらには煮干し。新たなジャンルを開拓していく「かなで」というお店の懐の深さを感じます。豚骨王国の博多ですが、最近は非豚骨の勢いも増すところ。煮干しのラーメンもまた新たなジャンルとして確立しているような、そんな空気も感じます。その中で味わうべき一杯はここにあり、です。

中華そば かなで ~煮干編~

住所:福岡県福岡市東区多の津4丁目8−7 サークレイトビル 2F
営業時間:月~土 11時00分~16時00分
         17時00分~21時00分
     日曜日 11時00分~16時00分
定休日:火曜日
駐車場:近隣提携駐車場有

インスタグラマー/グルメライター

福岡のラーメンインスタグラマー&グルメブロガー。年間400杯以上のラーメンを食すラーメンマニア。福岡の美味しいラーメンを全国に広めたいという思いと、あなたの行きたいお店を見つけるお手伝い。ラーメン以外も、食の宝庫と呼ばれる福岡グルメもご紹介。美味しいメニューをお届けします。ぜひあなたのお店選びのご参考に。instagramもラーログで検索してみてね!

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