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【PS4『ゴースト・オブ・ツシマ』、神ゲーでした...】びっくりチキンでテーマ曲をカバー。

REATMO

ヒューマン・ビートボクサー

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7/17に発売になった、PS4の最新ゲーム『Ghost of Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ)。
発売前に公開されたトレイラーがすでに話題になっていましたが、
発売するやいなや「神ゲー」として世界中で高い評価を得ました。

まさに僕も7/17の発売日を待ち焦がれていたひとり。
実際にプレイすると期待を大きく上回る完成度に、一週間ほどやり込みが止まりませんでした。

物語の舞台は、モンゴル帝国から一回目の元寇が到来した鎌倉時代の對馬(Tsushima)。
地頭の甥である領家の侍「酒井仁」を操作して、元寇に占拠された對馬を解放するのがプレイヤーの目的となります。

ごくリアルな剣術アクションを含めた操作性の高さ。息を呑むほど美しく描かれた對馬の景色。
アメリカのプロダクションが作ったゲームにも関わらず、
おそらく相当に綿密なリサーチの賜物であろう、破綻のない時代考証。
(海外で作られたゲームや映画の「日本」は、日本人から観ると大体どこか妙なのが常だったのに...!)

プレイをはじめて、一瞬で魅了されました。

ゲームを進めていくとそれ以上に感服することつづき。

主人公・仁は、誉れある武士(もののふ)であるがゆえ、
高潔な生き様と戦い方、敵に対しても正々堂々と相対することを厳守して生きてきた模範的な侍なのですが、
強大な元寇にひとり立ち向かって對馬の民を守るため、闇討ちも厭わない暗殺者にその身を堕としていきます。

ストーリーとともに元寇狩りが進むにつれ、仁の評判は「救世主」として對馬の民たちに広まっていく一方、
実の伯父である地頭をふくめた武士サイドからは「誉れを失った」卑劣な男だと糾弾されるように。

でも、自らアウトローの道を進む孤独のなか、弱いものや正義を守ろうと戦う主人公の生き様は、まさにヒーロー。

清廉潔白なままでは誰も守ることはできない、しかしその代償として自分が大切にしてきたものを捨てなければならない。
どの時代でも普遍であろうジレンマを中心に据えたストーリーに、心打たれました。

ストーリー以外の細部で感動したところでは、
プレイヤーは、マップ上にいくつもある「神社」や「稲荷」に詣ることができるのですが、
いまや日本人でさえあやふやになっている、合掌や礼などお参りの作法を、
ゲーム中の仁が完璧に守っていることに驚愕。

また、
ゲームプレイ上ほぼ無意味な「お辞儀をする」というコマンドがあるのですが、
それを設けたの理由は
  「武士道とは、刀を抜いて戦うときばかりを大切に生きることではない。
  『刀を抜く前に礼で始まり、刀を納めてから礼に終わる』ことまでが重要。だからお辞儀コマンドを作った」
という製作側の意図ゆえだそう....!

「古来の日本」や「侍」「武士道」をテーマにして、いまの日本人にそんな描写を作れるでしょうか?

日本人が久しく忘れている高潔な生き方、武士道精神のようなものは、とっくに海外に輸出され、
もしかしたらもう日本人でないひとたちのほうが受け継いでいるのでは...?とさえ思ってしまいました。
(ちなみに本作の製作プロダクション「SUCKER PUNCH」は黒澤明さんの作品の大ファンが多いようで、納得)

そんなわけで、細かな設定でさえ作り込まれた傑作ゲーム。まさに神ゲーでした。
いや、もはやプレイする黒澤映画という印象です。
熱心なゲームプレイヤーだけでなく、日本人みなさんにプレイしてもらいたい作品です。

感動の余韻冷めやらぬなか、Ghost of Tsushimaのテーマ曲「The Way of the Ghost」を
びっくりチキンでカバーしてみました。

Ghost of Tsushimaはサントラがこれまた素晴らしく、
僕自身も「和」をもっと自分の作曲スタイルに取り入れていこう!というくらい強く感化されました。

◆ PlayStation 4用ゲームソフト『Ghost of Tsushima』(ゴースト・オブ・ツシマ)公式サイト
https://www.playstation.com/ja-jp/games/ghost-of-tsushima-ps4/

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