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寝すぎNG!仕事の効率が上がる効果的な【昼寝】方法3つ

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

昼寝を推奨している企業や、職場に仮眠室を設けている会社もあり、近年「昼寝」「仮眠」は注目されつつあります。
ただし昼寝は適切な方法でとらなければ、身体にとって悪影響になってしまいます。

この記事で紹介する内容
・昼寝のメリット
・効果的な昼寝の方法3つ紹介

・昼寝のメリット

・集中力向上、作業効率上昇
・記憶力上昇、ストレス軽減
・心臓疾患予防、認知症予防 など

NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究では、昼寝によって認知能力が34%上昇、注意力が54%上昇した という調査結果がでました。
昼寝によるメリットは科学的に多くの国で証明されています。昼寝制度が取り入れられている職場や学校も増えてきており、「パワーナップ」という言葉としても注目されつつあります。

・効果的な昼寝の方法3つ紹介

1.眠る時間は15~30分まで

昼寝の時間は15~30分までにしましょう。
昼寝時間を長くとってしまうと、深い睡眠状態に入ってしまい、すっきりと目覚めにくくなったり、胃もたれを感じてしまったり、夜に寝付きにくくなったりする可能性が高くなります。適切な昼寝時間には個人差はありますが、一般的には20分の昼寝が目安といわれています。自分に合った昼寝時間がわからない方は、まずは20分の昼寝をとってみましょう。昼寝前にコーヒーを飲むとカフェインの効果が約20分後に出始めるのでよりすっきりと目覚めやすくなるのでおすすめです。

2.午後の眠気が出る少し前の時間帯に

朝起床してから、約8時間後に一度眠気が出やすいことがわかっています。7時に起床したとすれば15時ごろです。昼寝のおすすめ時間帯は、この眠気が出る少し前です。この場合の目安の昼寝時間帯は13~15時になります。

3.就寝時刻の9時間以前までに

夜の就寝時刻に近い時間帯に昼寝をしてしまうと、夜に寝付きにくくなってしまったり、浅い睡眠になってしまったりする可能性があります。昼寝をする場合は就寝時刻の9時間前までに済ませましょう。24時に就寝される方は、昼寝は15時までが目安になります。これ以降の時間帯に眠気がでてきても昼寝はおすすめできません。
夜に質の良い睡眠をとるために、就寝時刻からさかのぼって昼寝の時間帯を決めておきましょう。

さいごに

午前中に眠気が出てきてしまったり、30分以内の昼寝をとってもまだ寝足りないと感じてしまったりする場合は、夜の睡眠時間が不十分である可能性があります。昼寝もメリットたくさんですが、夜の睡眠をとることの方がそれ以上に重要になりますので、夜の睡眠もしっかり確保しておきましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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