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エアコンを切って寝るのはNG!?実は睡眠の質を低下させている夏の夜の行動3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

熱帯夜が続くようになり、寝つきの悪さや寝苦しさ、ダルさを感じている人は多いのではないでしょうか?睡眠の質が低下した状態で過ごしては危険です。

この記事で紹介すること
・夏の睡眠の特徴
・夏の夜のNG行動3選

・夏の睡眠の特徴

夏は冬に比べて睡眠時間が短くなりがちです。その理由は、日照時間が長いことが一説としてあります。しかし、しっかり眠ろうとしても暑さで寝苦しくて深く眠れないという方もいらっしゃるかもしれません。
睡眠時間が短いのに質の悪い睡眠をとってしまうと、疲れが抜けなかったり、翌日にダルさや眠気が続いてしまったりと悪影響ばかりです。夏こそ質の良い睡眠を目指しましょう。

・夏の夜のNG行動3選

❶エアコンを消して寝る

快眠できる室温の目安は26~28度です。エアコンを消すとこの気温以上まで温度が上昇してしまう日は、朝までエアコンをつけっぱなしにしておきましょう。エアコンをつけっぱなしにすることで朝にダルさを感じてしまう方は設定温度が低すぎる可能性があります。適温は個人差もありますので、自分に合った設定温度を見つけましょう。

❷寝る前のアイス

この時期、寝る前にアイスを食べてクールダウンしようという方は多いのではないでしょうか?アイスを食べることで体が冷え、自律神経のバランスが乱れて睡眠の質が低下しやすくなってしまいます。さらにアイスの脂肪分は消化に時間がかかるため、消化しきれていないまま就寝しようとしても自然な眠気が起こりにくくなってしまう可能性があります。
アイスを食べるなら寝る2~3時間前を目安にしましょう。

❸就寝前の水分を控える

夏の夜はいつにもまして汗をかきやすい環境です。寝ているうちに知らず知らずのうちに脱水症状になってしまう可能性もあります。水分によるむくみが気になる、汗をかきたくないといって、寝る前の水分摂取を控える方もいらっしゃるかもしれませんが、それは危険行動です。就寝前にはコップ1杯ほどの水を飲みましょう。この時、アルコールはもちろん、砂糖カフェインを含むドリンクは控えましょう。これらはどれも睡眠の質を低下させてしまう可能性があります。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
夏は睡眠の質が低下しやすい時期です。しかし今回紹介したポイントに気を付けることで質の良い睡眠につながる可能性があります。暑い夏でも快眠を目指しましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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