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夏の夜が危険!知っておきたい夜間の脱水症状のサイン3選

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

夜になっても気温が下がらず寝苦しさを感じる時期になりました。この時期に気を付けたいのが、就寝中の脱水症状です。

この記事で紹介すること
・脱水症状とは
・夜間脱水のサイン3選

・脱水症とは

体の体液が失われ、水分が足りない状態を示します。汗によって水分を奪われやすい夏は、特に脱水症に注意が必要です。
重度の脱水症になってしまうと、意識障害、血圧低下、脱力感など、生命の危機にもつながりかねません。早めに気付き、対策をすることが必要です。
また就寝中の脱水症は自覚症状を感じにくいためかなり危険です。すでにここ数日、脱水症状の黄色信号が出ている方は多いかもしれません。

・夜間脱水のサイン3選

❶唾液の減少、口の中の粘つき

「喉が渇いた」と感じるときにはすでに脱水症状となっている可能性が高いです。就寝中はこまめに水分が摂れないので、就寝前にコップ一杯程度のお水を服用しておきましょう。最適なのは「お水」です。アルコールやカフェインを含む飲み物は逆効果なので控えましょう。また糖類の含まれるスポーツドリンクも、就寝直前の服用はおすすめできません。過剰な糖分により血糖値が上がり、睡眠の質低下につながりかねません。

❷起床時のめまい

脱水症状の初期の兆候の1つにめまいや頭痛があります。寝起きのために頭がくらっとすることがあるかもしれませんが、いつもと異なるような頭痛やめまいがするなら、脱水による症状かもしれません。すぐに水分を服用しましょう。起床直後にカフェインの含まれるコーヒーを飲んでしまうと、利尿作用により水分が奪われやすくなってしまいます。気を付けましょう。

❸尿の色がいつもより濃い

起床時の尿の色は濃いめですが、いつもよりさらに濃い色になっていれば水分が不足している可能性が高いです。高齢の方は特に脱水の自覚症状に気付きにくいため、尿の色で健康状態を確認するようにしましょう。

さいごに
いかがでしたでしょうか?夏の就寝中は汗をかきやすく、脱水症状になりやすい状態です。就寝中の脱水症状や熱中症により、意識障害、けいれんなどが現れてしまう可能性があります。
就寝前の水分補給やエアコンなどを適度に利用して、脱水症の予防と快眠を目指しましょう。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、健康系やインテリア系記事のライターをしたり、薬局で勤務したりしています。

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