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名車のバース・イヤー〈1970年〉

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今朝は『名車のバース・イヤー〈1970年〉』をテーマにお話ししようと思います。

シリーズ3回目の今回は、1970年(昭和45年)に登場した名車をピックアップします。

◆YAMAHA XS-1

▲ヤマハ初のビッグバイクであり、4ストマシンのXS-1
▲ヤマハ初のビッグバイクであり、4ストマシンのXS-1

ヤマハが初めて作った大排気量バイクであり、またヤマハが初めて作った4ストロークマシンが、この『XS-1』でした。

前年の69年にホンダから『ドリームCB750FOUR』が登場し、世間では4気筒エンジンがもてはやされていましたが、ヤマハはホンダのマネをすることはなく、独自の設計思想で以てこのXS-1を開発。

大型車にしてはスリム&コンパクトな車体に、バーチカルツイン(並列2気筒)エンジンを搭載していました。

ズバリその設計思想とは、「誰でもスッと乗れる大型車」。

ヤマハは「市販車である以上、どれだけ高性能で迫力があっても、多くの人が親しみを感じられなければ意味がない」と考え、XSを馴染みやすいパッケージで開発したのです。

その結果導き出されたヤマハ流の正解が、「未知の4気筒」ではなく「よく知られた2気筒」の採用であり、「気後れしてしまう大きな車体」ではなく、「気軽にまたがれるスリムな車体」の採用だったということです。

◆MITSUBISHI コルト ギャランGTO-MR

▲COLT Galant GTO-MR(画像は1971年式)
▲COLT Galant GTO-MR(画像は1971年式)

1969年にデビューした三菱『コルト ギャラン』のスポーツグレードともいえるのが、この『ギャランGTO-MR』です。

ボディの大半がGTO専用設計とされ、アメ車(マッスルカー)のような力強いボディデザインが印象的でした。

特に車体の末端(トランクリッド後端)が跳ね上がったシルエット「ダックテール」が新鮮で、三菱は「ヒップアップクーペ」というキャッチコピーを用いてこのGTOを宣伝していました。

また、エンジンが三菱の市販車としては初のツインカムヘッドとなっていたのもポイントで、GTOは当時の1,600ccクラスでは最強の125psを発揮。

三菱初の本格派スポーツカーは、このギャランGTOだったといえるでしょう。

▲アメ車風デザインが特徴だった(画像引用元:三菱自動車)
▲アメ車風デザインが特徴だった(画像引用元:三菱自動車)

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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