Yahoo!ニュース

オートバイのあれこれ『セクシーだと思うバイク選手権』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今宵は『セクシーだと思うバイク選手権』をテーマにお話ししようと思います。

バイク好きの殿方の皆様、レディとオートバイはなるべくセクシーなほうがイイですよね。

というわけで、今回は私が思うセクシーなバイクを紹介したいと思います!

◆TRIUMPH THRUXTON

▲THRUXTON Final Edition(画像引用元:トライアンフモーターサイクル)
▲THRUXTON Final Edition(画像引用元:トライアンフモーターサイクル)

セクシーなバイク3台目のノミネートは、イギリスメーカー・トライアンフの『スラクストン』をノミネート。

往年のブリティッシュ・スポーツを思わせるカフェレーサースタイルがスラクストンの特徴です。

その歴史は1960年代に遡るという、トライアンフの中でも伝統的なモデルのスラクストンですが、2024年モデルでついに生産が終えられるそう。

そして、60年ものヒストリーに終止符が打たれるのに際し、そのファイナルエディションが登場しました(日本での販売開始は今年の春予定)。

個人的には、このファイナルエディションの仕様がかなりセクシー。

燃料タンクなど、外装パーツにあしらわれた深緑色のカラーリング&ゴールドの差し色の組み合わせが、スラクストンのボディデザインによくマッチしていて、上品な色気を感じます。

イタリア車の主張の強いセクシーさも良いですが、“淑女感”のあるイギリス流の色っぽさもひじょうに趣深いです。

ちなみにスラクストンのディティールを簡単に説明しておくと、エンジンは排気量1,200ccの水冷SOHC4バルブバーチカルツイン(並列2気筒)エンジンで、最高出力は105ps。

各種規制の影響から水冷化されてはいるものの、イギリス車伝統のバーチカルツインエンジンが採用されているのはうれしいポイントですね。

1,200ccで105psは現代の基準からすると控えめなパフォーマンスといえますが、そこはやはりスラクストンが「スペックを追ったオートバイではない」というところ。

スペック以外の部分にオートバイの価値を見出すバイクファン、それこそ、オートバイに“セクシーさ”を求めるバイクファンの方にぜひ選んでほしい1台です。

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

Rotti.の最近の記事