累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画「OUT」が品川ヒロシ監督・脚本で待望の実写映画化され、2023年11月17日に全国劇場公開されました。松本市内にある映画館、松本シネマライツさんに確認したところ「OUT」は2023年11月7日〜11月28日まで3週間に渡って上映されたそうです。

そのOUTのロケが松本市歴史の里にある国の重要文化財「旧松本区裁判所庁舎」で行われていましたよ。映画の冒頭、約半年の刑期を終えて少年院から出てきた伝説の超不良、主人公・達也に「もう戻ってくるなよ」と言葉をかける少年院の教官、千鳥・大悟。そのシーンでは下記の写真の門から主人公が出てきます。↓

そのワンシーンはホームページやインスタグラムにもありました。

ロケが行われた旧松本区裁判所庁舎は少年院として映画に登場します。

松本市歴史の里にある国の重要文化財「旧松本区裁判所庁舎」は明治41年（1908）、松本城二の丸御殿跡に建てられました。昭和52年、庁舎新築に伴って建物の取り壊しが決まりましたが、それを惜しむ市民運動により、昭和57年にこの場所に移築復元されました。

全国で数多く建てられた和風の裁判所建築のうち、最も完成度が高く、歴史的価値が高いとして、平成29年11月に国の重要文化財に指定されました。

さらに、この松本市歴史の里のすぐお隣にあるのは「日本浮世絵博物館」です。

日本浮世絵博物館は、国際的文化遺産である浮世絵を収集、保管、整理、研究、公開、展示する開かれた機関として活動しています。

松本市歴史の里と日本浮世絵博物館へぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。