【掌動‐XX 仮面ライダーBLACK SUN &バトルホッパーセット】レビュー!
【掌動‐XX 仮面ライダーBLACK SUN &バトルホッパー】バンダイ
[発売日]2023年4月
[価格]5400円(税抜)
パッケージ
プレバン限定の高価な食玩です。白黒で横長のパッケージでした。ちなみに主役のガムは1個だけ入っていました。
全身
これはカッコいい。変身前を西島秀俊さんがやっていることによる西島補正が掛かっているとはいえ、ここまでイケてるバッタは初めて見ました。生物感が滲み出ています。塗装のズレなどもなく概ね良好。大きさ約10cm程度の食玩ということを考えれば造形・プロポーションも秀逸ではないでしょうか。
ヘッドパーツ
ヘッドパーツはデフォルトの通常顔と複眼が赤く発光した顔の2種類。
可動チェック
股の部分をスライドさせることで脚の可動域を広げられるため、かなりアクロバティックな動きが可能。足首も爪先もよく動きます。腕に関してはショルダーアーマーが胴体の方に引っ付いているため、軟質素材とはいえ腕を上げる動きには限界があります。
バイク
ブラックサンが駆るバトルホッパー。無印ブラックのバトルホッパーを上手いこと現代風にアレンジしていますね。これまたカッコいい。無印のバトルホッパーのように自己回復能力と意思を持つマシンではありませんでしたが、何か一言くらい喋らないかと期待して本編を観ていました。
ベースはホンダのCB750Fとのことです。全く原型はとどめていません。
それにしても掌動シリーズのバイクはよく出来ています。バイクだけでも買う価値があります。
オプションパーツ
複眼発光ヘッドパーツ、ハンドパーツ(8種)、オプション胸部パーツ(2種)、肩の触手をもいで生成する剣。
胸部パーツの交換は少しコツがいります。背中に引っ付いている触手みたいなのを外して胸だけ引っこ抜きます。
剣生成のため、左肩の触手をちぎった状態の胸部パーツ。
物語後半に出てくる途切れた∞マークが刻まれた胸部パーツ。
総評
食玩にしては少しお高い気もしますが、フィギュア・バイクともに良く出来ています。小ぶりなサイズなので飾る場所を選ばないのも良いところ。シャドームーンを買わなかったのは痛恨の極みです。
賛否両論のブラックサンでしたが、私はがっつりハマりました。石ノ森先生がイメージしていた仮面ライダーブラックの世界観に近い気がします。仮面ライダーに悲壮感とグロを求めてしまう世代には刺さったのではないでしょうか。
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