うららかな春の光に誘われて〝バナナの国〟に入境してきました。
『バナナ王国』は名古屋市中村区に領土をもつ〝バナナの小さなテーマパーク〟。

バナナ王国の建国は2020年6月。前身は100年続くバナナの卸問屋でしたが、バナナを取り巻く環境の変化により2017年にお店を畳み、キッチンカーでの食品販売を経て、現在の形態になりました。

王国内はバナナの黄色と空の青、目に優しい緑が基調になっており南国風。

ドリンクやデザート、食事系メニューも豊富です。テイクアウトもできるので、行楽やデスクのおともにもいいですね。

定番の『プレミアムバナナジュース《ミルク》』（税込400円）と、人気の『揚げバナナ《シナモン》』（税込400円）をいただくことにしました。お得なセット割引で100円引きです。スパイシーな『王国カレー』も人気があるそうで、この日も実際に注文が入っていました。

人気ナンバーワン商品『ローストばななちっぷ』

大きめサイズのバナナチップで食べ応えがありそうです。手土産にと買い求める女性の姿もありました。いただいたらうれしい！

出来上がりを待ちながら王国内を散策

歴史を感じさせるコーナーがありました。「バナナは風邪をひいたときにしか食べられなかった」と母が言っていたのをふと思い出しました。

バナナ専門店の味を実食

プレミアムバナナジュース（ミルク）

とってもなめらかで期待を裏切らない濃厚さ。フレッシュなバナナの香りに「本物だ～」と思いました。この記事を書いている今「砂糖不使用」であることに気づいたのですが、「え～本当！？」とびっくりしています。本当に甘いのです！！すごい！
バナナジュースにはいろいろなフレーバーがあるので、次は『甘酒』をオーダーしてみたいです。

揚げバナナ

想像よりもたくさん入っていました。シェアしてもよさそうです。衣はパリパリと軽い口当たりで、中からはクリーミーなバナナがトロリ。バナナの甘さが一層引き立ちます。

バナナ王国でゆっくりと過ごすのもよし、栄養補給のためにサッと立ち寄るのもよし、いろいろなシーンで利用できそうです。

春の日差し、王国に流れるご機嫌なミュージック、香り高いバナナ。幸福度が上がっているのを感じます。ああ、しみじみ幸せ！