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【宇治市】楽しい学びがいっぱいのうーちゃ学校「親子でチャレンジ! 簡単防災クッキング」をレポート

さかみち地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

2023年2月25日(土)うーちゃ学校が開催されました。うーちゃ学校は、「食と健康」について、親子で一緒に学べる場。毎回さまざまなテーマで、役立つイベントを開催しています。

今回は、「親子でチャレンジ! 簡単防災クッキング」の様子をレポートしました。

調理実習の前には、宇治市危機管理室の馬場室長による防災のお話がありました。

マグニチュードと震度の違いを、池に投げる石を例えにわかりやすく説明。また、地震が起こったときにとるべき行動を、お子さんにもわかりやすくお話しされていました。

20年以内に発生する確率が60%以上に高まったともいわれる、南海トラフ巨大地震。もし起こった場合、宇治市では最大震度6強を予想されているそうです。強い揺れで家具の下敷きにならないよう、寝るときの頭の位置を変えるなど、すぐにできる対策も教えてくださいましたよ。

次に摂南大学の森先生から、非常時の備えの話や衛生手洗いのお話なども。

ライフラインを使わない「おうちキャンプ」をすることで、いざというときに役立つというアドバイスもありました。確かに「何が必要か」とうことを身をもって体験できそう。防災訓練を家族で楽しみながらできるというアイデアはいいなと思いました。

その後はさっそく、森先生ご指導のもと、親子で「防災クッキング」にチャレンジ。宇治市食生活改善推進員協議会「若葉の会」さんのサポートのもと、ナイロン袋を使ったパッククッキングを行います。

調理はすべて袋の中で行い、煮立ったお湯の中に入れて待つだけです。非常時は、このお湯を捨てず、繰り返しパッククッキングに役立てるとよいそうです。

完成したのがこちら! フライパンを使わず、こんなにキレイなオムレツが作れるとは驚きです。オムレツの下は、早ゆでマカロニを使ったチキンライス風のパスタです。

どの親子さんも、大成功! 記念撮影をされている方もいらっしゃいましたよ。

そのあとの試食タイムは、みんな笑顔に。「美味しい!」「これなら、私にも作れる。朝ご飯に作ってみようかな」など、満足げなお子さんたちの声が聞こえてきました。

災害時でも温かくて美味しいものが食べられるって、すごいことだと思います。大変な状況でもお子さんの笑顔がみられれば、元気がでますよね。

試食の後は、防災グッズとして備えておくべきものの紹介や、被災時のテントの中を体験できるコーナーも。

この日は10組20名程の親子が参加されました。災害時に役立つ実践的な内容ばかりで、みなさん「よい学びになった」と喜ばれていた様子。

今後も、さまざまなテーマで開催される予定の「うーちゃ学校」。主催者である、宇治市健康づくり・食育アライアンスさんのInstagramで案内されていますので、ぜひみなさんInstagramをフォローしてチェックしてみてくださいね。

【基本情報】
宇治市健康づくり・食育アライアンス U-CHA(うーちゃ)
お問い合わせ先:宇治市役所 健康づくり推進課
所在地:宇治市宇治琵琶33
電話番号:0774-20-8793(直通)
公式Instagram

地域ニュースサイト号外NETライター(宇治市・城陽市)

地域ニュースサイト号外NETで京都府宇治市・城陽市を担当しています。メルマガ制作からスタートしライター歴は約15年、現在はWeb記事制作を中心に活動中です。2020年には「世界一やさしい Webライティングの教科書 1年生」を出版しました。城陽に住んで約50年、子育ても終わり、「地元に貢献する仕事をしたい」と2021年より号外NETのライターを始めました。宇治市・城陽市のお店やイベント、地域活性化のためにがんばる人々を「情報発信」という形で応援していきます。

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