NHKの連続テレビ小説「らんまん」が好評のようですね。物語の主人公である槇野万太郎のモデルとなっているのが、植物学者の牧野富太郎さんです。

そこで、宇治市植物公園では「牧野富太郎 人生と植物」の特別企画を行います。

展示会「牧野富太郎がのこしたもの」

期間：2023年8月3日（木）～10月1日（日）
内容：宇治市近郊に残された牧野博士の足跡を紹介
①巨椋池と牧野博士
②関連書籍の展示
③牧野博士の人生と功績
④牧野博士ゆかりの植物紹介

講習会「身近な植物を描こう」

日時：8月5日（土）10時～12時
講師：西山ゆらさん（植物画家）
内容：園内の植物を水彩画で描きます

講演会「牧野富太郎　人生と植物」

日時：9月3日（日）午前の部（10時～11時半）・午後の部（13時半～15時）
講師：田中純子さん（練馬区立牧野祈念庭園 学芸員）
内容：牧野富太郎の生涯を軸として、業績や貢献を紹介。

※講演会のみ、申込みが必要です。参加費以外に、入園料や駐車料金は別途個人負担となります。

牧野富太郎さんの出身地である高知には、牧野富太郎博士の業績を顕彰するために開園されたという「高知県立牧野植物園」があります。

牧野植物園のホームページによると、高知の豊かな自然に育まれ、幼少から植物に興味を持ち、独学で植物の知識を身につけていったこと、全国からの要望に応じて各地を巡り、植物を知ることの大切さを一般に広く伝え、植物知識の普及にも尽力したことなどが書かれています。

NHKの連続テレビ小説「らんまん」をご覧になっている方はもちろん、植物が好きな方には大変気になる人物なのではないかと思います。この機会に、ぜひ宇治市植物公園へ足を運んでみてはいかがでしょうか。